メンズのヨガウェアの選び方。男性ならではの服装選びのポイントとは

こんにちは、ヨガ・ピラティスインストラクターのYuriです。

最近では男性でもヨガをする人が増えてきましたが、いざヨガをやろうと決心してから迷うのが服装です。

スタジオの回数券を買って本格的にやるなら、専用のヨガウェアを買ってもいいかもしれませんが、ちょっと試しにやる程度のためにわざわざウェアを買うのは少しもったいない気もします。

そこで今回は、男性のためのヨガウェア選びの基本と自宅にある服でヨガができるかどうかのチェックポイントを紹介します。

ヨガウェアの基本的な選び方

ヨガをする時の服装に決まりはありません。

基本的に動きやすくて快適であれば「ヨガウェア」として売っているものでなくても大丈夫です。

まずはヨガウェアとしてこれだけは抑えておきたい、基本的なポイントを解説します。

動きやすいこと

まず第一のポイントは動きやすいことです。

ヨガでは体を伸ばしたりひねったり、日常ではあまり取らないようなポーズを取ります。その際、服が邪魔をしてポーズが取りづらいということがないよう、服は上下共にストレッチ性が重要です。

言い換えると、動きやすければ家にある普通のTシャツとパンツで大丈夫です。手持ちの服がヨガウェアとして使えるかどうかの確認方法はこの後解説します。

吸汗性があること

汗をかいた時にTシャツが体に張り付いて気持ち悪い…ということにならないよう、吸汗速乾素材のものを選びましょう。

ヨガはゆったり・リラックスというイメージがありますが、レッスンによっては意外と動きます。

特に夏場はちょっと動いただけでも汗だくになってしまうので、汗をかいても快適にいられる服装を選ぶことが大切です。

あまり汗をかかない冬場や夏でも空調のきいた部屋でリラックス系のヨガをする場合では、綿素材でも大丈夫だと思います。

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手持ちの服でヨガができるかどうかの確認方法

ヨガウェアは、基本的にわざわざ買う必要はありません。

確かにヨガウェアの専門ブランドの服は、吸汗速乾でストレッチがあり、デザインもおしゃれです。

しかし、例えばランニングシューズの場合はクッション性やサポート力など、安全に走るために一般の運動靴とは異なる機能が求められることに対して、ヨガウェアについては快適にヨガができるのであれば特別なウェアとしての機能は必要ありません。

ここからは、手持ちの服でヨガができるかどうかの確認方法を解説します。

上の服（Tシャツ）の確認方法

上の服は基本的にTシャツやタンクトップでOKです。以下のような動作をしてみて、動きづらさがないか確認してみましょう。

腕をぐるぐる回してみる
体をひねったり、前屈・後屈をしてみる

Tシャツが小さいと腕を上げづらかったり、腕を上げた時にお腹が出てしまうことがあるので、鏡の前でチェックしてみましょう。

フードはない方がいい

スポーツウェアの中にはフード付きのものがありますが、ヨガをする際にはフードはないほうがいいです。

理由としては、ダウンドックや立位の前屈などヨガでは頭が下にくるポーズの時に、フードが邪魔になってしまうからです。

下の服（パンツ）の確認方法

下の服はハーフパンツ、ロングパンツのどちらでもOKです。ハーフパンツに下にランニング用のタイツを履いても良いでしょう。おしゃれになります。

上の服と同様、服の生地に引っ張られてポーズを取りづらいということが起きないように、次のような動きをとって確認してみましょう。

あぐらを組んで座る
開脚してみる
逆立ち（のイメージを）してみる

意外と見落としがちなのが3つ目のポイントです。

パンツがゆるゆる（ダボダボ）だと、逆立ちなどの逆転系のポーズで裾が太もものあたりまでずり落ちてきてしまうことがあるので注意です。

サルエルは動きづらい

なんとなくヨガができそうなイメージがあるサルエルパンツですが、個人的にはおすすめできません。

理由としてはサルエルは股の部分のストレッチ性が低く、開脚がしづらいからです。

ストレッチ素材のサルエルだったら大丈夫かもしれませんが、それでも生地がダボついて動きづらく、ポーズに集中できない可能性があります。

サルエルパンツをヨガで履きたい場合は、あらかじめあぐらや開脚をしてみて動きやすさを確認しておくことをおすすめします。

ランニングウェアでヨガはできる？

左からヨガパンツ、ランニングパンツ、ランニングタイツ＋ショートパンツ

ランニング用のウェアをヨガウェアにしても大丈夫です。私自身、ランニングタイツ＋ショートパンツでヨガをすることもよくあります。

ただ、着圧タイプのランニングパンツ（タイツ）は走っている時には快適でも、ヨガをする際にはその締め付けが逆に不快になるかもしれません。

私もヨガブランドのヨガパンツの他に、ランニングタイツ、ランニングパンツを持っています。（写真参考）

どれでもヨガはできるのですが、真ん中の黒いランニングパンツはぴしっとした足に密着する感じがちょっと動きづらく、リラックスをしたい時は左右の2本を主に履いています。

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まとめ

ヨガウェアのポイントはとにかく快適なことです。動きづらさや不快さでヨガに集中できない！といったことがあっては残念なので、この記事で紹介した動きやポーズであらかじめ確認してくださいね。