こんにちは、ヨガ・ピラティスインストラクターのYuriです。
ヨガをやってみたけど、痛くてできない、レッスンについていけない…というつらい思いをしたことはありませんか?実は、「痛い」「つらい」という気持ちが強くて全然リラックスできなかった、という悩みを持つ初心者さんは意外と多くいます。
ヨガにはできる・できないはありません。あなた自身が楽しんだり、リラックスできたりすればそれでいいのです。では、どうすればヨガを楽しめるようになるのでしょうか。
今回は「ヨガができない」という方のために、ヨガを楽しみながら続ける方法を紹介します。
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「ヨガができない」と思ってしまう原因
心身の健康や美容のために人気のヨガ。ヨーロッパでは女性だけでなく男性にもヨガは人気です。
ただ「やってみたけどできなかった」という人もいます。私も、生徒さんから「数年前にヨガを一度やってみたんだけど、とてもつらかった」ということを聞いたことがあります。
まずは「ヨガができない」と思ってしまう原因を解説します。
体が硬くてポーズが取れない
よくある理由が「インストラクタと同じようにポーズを取ろうとしても体が硬くてできない」です。
体が硬い人や運動習慣がない人は、少しずつ体を動かしてヨガに慣れていくことが必要です。しかし、参加するクラスによっては難易度の高いポーズがあったり、他の生徒がかっこよくポーズを取っている様子に圧倒されたりと、始めのうちは楽しめないことも。
反対に、新体操やバレエなど柔軟性が必要なスポーツの経験者は、初めてのヨガでもすんなりできることが多いです。
体が硬い人への対処法はこの記事の後半で解説します。
ポーズが正しいかどうかわからない
とりあえずインストラクターのやっていることを真似するが、ポーズが正しく取れているのかわからない、どこに効いているのか、どんなことに注意すべきかわからないという人もいます。
インストラクターは、できるだけ詳細にポーズを解説するようにしているはずです。
ただ、1つのポーズについてあまりたくさん話しすぎると、その分キープ時間が長くなるし、注意事項が多すぎて生徒を混乱させてしまうことにもなります。
そのため、最低限のことのみを話したり、ポーズの名前だけ言って説明を省いたりすることも多くあります。
レッスンについていけない
柔軟性やバランス力が求められる難易度の高いポーズが多いレッスンや、テンポが早いレッスンなどについていけず、置いてけぼり感を味わってつらい、ということもあるでしょう。
そういえば私もヨガをやり始めたころ、ダイエットヨガのクラスに参加したらテンポが早くて何をやっていいかわからない、という経験がありました。
ヨガのレッスンの雰囲気は、担当するインストラクターによって様々。「ちょっとついていけなかった」という場合は、初心者クラスやゆったりめのクラスを探してみましょう。
集中できない
マットの上で座っているだけ、横たわっているだけの何もしない時間に耐えきれない、目を閉じてじっとしていても雑念ばかりが浮かんでしまう…という人もいます。
いきなり瞑想しろ、といきなり言われてもできませんよね。
ヨガをしている間も色々なことが頭に浮かんで集中できない、という人は、リラックス系のクラスではなくヴィンヤサヨガやパワーヨガなどの動きの多いヨガがおすすめです。
忙しく動いていた方が、別のことを考えずにすみますよ。
ヨガの「できない」を「できる」にする方法
ヨガをやってみたけどつらい…という時はどうすればいいでしょうか。インストラクターのおすすめ対処法を紹介します。
少人数制のレッスンに行く
レッスンについていけない、ポーズが正しいかどうかわからない、といった場合にはできるだけ少人数制のレッスンに参加しましょう。
インストラクターの私の感覚では、生徒一人ひとりをサポートできるのは5人程度までです。それ以上多くなると、生徒一人ひとりに気を配ってレッスンをすることはかなり難しくなります。
フィットネススタジオや都心部の大きなスタジオでは、10人以上でレッスンが行われることも多いでしょう。逆に、地元のスタジオや個人経営であれば少人数で受けられると思います。
インストラクターの前を陣取る
大人数の場合は、インストラクターの前を陣取りましょう。真正面でなくても、最前列の端っことかでもいいです。
できないのを見られるのが恥ずかしい?大丈夫、インストラクターだってまだまだヨガの練習中。他の人よりも練習時間が長いだけですよ。
また、レベルの違う生徒が同じレッスンにいる場合、インストラクターは低いレベルの生徒に合わせてレッスンの内容を調整することが多いです。(中級・上級者は自分でポーズのアレンジができるから)
そのため、ヨガに自信がない人ほどインストラクターの目に入りやすい場所にいてくれた方がありがたいです。
インストラクターに相談する
レッスンが始まる前に、機会があればインストラクターに初心者であることを伝えておきましょう。そうすることで、インストラクターはそれをふまえてレッスン内容を調整することができます。
例えば、ヨガが初めてという人がいれば、基本的なポーズを増やしてその都度しっかりと説明します。「今膝を痛めている」という生徒がいれば、膝に負担のかかるポーズは減らしたり、なくしたりします。
できないポーズがあれば、レッスン後にどうすればできるようになるかを相談するのもいいですね。
レッスンが終わるとさっさと帰ってしまう人が多いので、話しかけてもらえると私は嬉しいですし、「次はこんな風に説明しよう」と参考にすることができます。
動画で練習する
ある程度ヨガに慣れるまで、You Tubeなどの動画で練習するのも方法の1つ。動画だと、丁寧に解説されていることが多いし、聞き逃したらもう一度聞き直すこともできます。
同じポーズでも、インストラクターによって説明の仕方や注意ポイントが違うので、何人かのレッスンをやってみるのがおすすめです。
自分なりの楽しみ方を見つける
インストラクターと全く同じようにすることは、レッスンに参加するゴールではありません。インストラクターとしても「私と同じように動いてね」ということは求めていません。
大切なのはヨガすることで体がすっきりしたり、前向きな気持ちになれたり、何か心や体に良い変化が感じられること。
ヨガをやる前に、「今日はリラックスしよう」「今日は◯◯のポーズを丁寧にやろう」とどのような目的でヨガをするのかを考えてみてください。
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できないポーズの克服法
ダウンドック、鳩のポーズ、あぐら、ハーフムーンなど何かやりたいポーズがある場合は、いきなり完璧を目指そうとせず、ステップごとに練習するようにしてください。
ヨガインストラクターに聞くと、そのポーズを取るためのストレッチや、ブロックやベルトを使った練習方法を教えてもらえると思います。
十分な柔軟性や筋力がないまま、見様見真似でポーズを取ろうとすると怪我をしてしまう可能性があるので、焦らず、安全にポーズが取れるように練習することが大切です。
体が硬くてできない人へのアドバイス
体が硬い人は、周りに合わせてポーズを深めすぎて筋肉を痛めないように気をつけましょう。気持ち良い場所で止めることが大切です。
それ以外には、安全にヨガをするために次の点に気をつけましょう。
・ブロック、ベルトなどの補助具(プロップス)を使う
・ポーズの緩め方を知る
・伸ばしすぎない
具体的な解説や柔軟性を高めるためのポイントはこちらの記事で解説しているので、ぜひ読んでください。
ヨガの上達に必要な期間
ヨガを上達させていく上で頻度は重要です。これはヨガだけでなく、勉強や他のスポーツにもあてはまりますよね。
ポーズの取り方を覚えて、柔軟性と筋力を高めていくためには、最低でも週1回(60分~90分程度)はやることをおすすめします。もちろん、それ以上でも大丈夫です。
ヨガはやればやるほど効果が出てきます。週に1回スタジオでヨガをして、それ以外にはYou Tubeヨガを週2回、といった感じが続けやすいかと思います。
ヨガのおすすめ頻度についてはこちらの記事でも解説しています。
まとめ
ヨガができない!つらい!という悩みには、なぜできないのか、なぜつらいのかという原因を見つけ出し、その解決策を考えるのが一番です。You Tubeなどの動画を見たり、インストラクターに相談したりしながら、ヨガを楽しむ方法を見つけていってくださいね。
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