ドイツからアメリカに引越ししてびっくりしたこと5つ

こんにちは!Yuriです。突然ですが、最近ドイツからアメリカに引越ししました。

日本とドイツ、日本とアメリカは文化やライフスタイルに色々と違いがあるけど、ドイツとアメリカは同じようなものでしょ

と思っていたのですが、実際に来てみると色々と違うところがあってびっくり!

そこで今回は備忘録のような感じで、アメリカで約1ヶ月住んでみた感想や、ドイツとアメリカの違いについて書き留めたいと思います。

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ドイツからアメリカに引越しして驚いたこと5つ

アメリカに来る前は約6年間ドイツに住んでいたし、アメリカの暮らしについては、You Tube、ネットなどの情報からある程度知っていたつもりでした。

また、私の中ではドイツもアメリカも「欧米」として一括りにしていたので、アメリカもドイツと同じような国と考えていました。

しかし、実際に暮らしてみると様々なシーンで「ドイツとは違う!」と感じるところがあったので、今回は特に衝撃をうけたこと5選を紹介します!

なお、ドイツ、アメリカと一口に言っても、住む場所や地域によって文化やライフスタイルは様々あるので、あくまで私の体験として読んでくださいね。

サービスがフレンドリーで丁寧

「アメリカ人ってフレンドリー!」というのが、一番の衝撃です。

これまでレストラン、スーパー、クリニック、薬局、企業のコールセンターなど、様々な場所で誰かとやり取りする機会がありましたが、そこでのサービスや接客がフレンドリーで丁寧なんです!

基本的にみんな笑顔で対応してくれるし、電話で何か問い合わせをした際には「ご迷惑をおかけしてすみません」といったようなお詫びの言葉も言ってもらえました。

「アメリカ=色々と雑」というイメージがあったので、いい意味でとてもびっくりしました。

ドイツでは、フレンドリーさや笑顔は働く本人に委ねられるというか・・・本当に人によります。

笑顔で機嫌よく接客してくれる人もいますが、「今日何か嫌なことあったのかな?」「何か私悪いことしたっけ?」とこちらが気を遣ってしまうほど無愛想な人もよくいます。感情をシャットダウンして、淡々と仕事をこなしている人が多いという印象でしょうか。

ドイツ生活を通して、私の中で「無表情・無愛想のサービス=普通」になっていたので、アメリカでの笑顔のある接客に特に感動したのだと思います。

エコ意識が低い

リサイクルやゴミの削減への取り組みについては、アメリカは遅れていると感じました。私が特に気になったのが、こちらの点です。

  • スーパーのプラスチックのレジ袋が無料(ペラペラで1回で破れてしまうことも多い)
  • スーパーでショッピングバックを持ってきている人がほとんどいない
  • ペットボトルやビン、プラスチックなどのゴミの分別がない
  • レストランやカフェのストローがプラスチック製

ドイツではレジ袋は基本有料なので、少量の買い物なら手で抱えて持って帰る人が多いです。さらにペットボトルやビール瓶はデポジット制で、飲み終わったらスーパーなどに返却します。

ゴミは可燃やプラスチック、ビン、紙など何種類かで分別します。ストローはカフェのテイクアウトなど使い捨てする場合は紙製、レストランなどでは洗って何度も使える金属製が主流です。

私はドイツに来てエコへの意識が高まり、できるだけゴミを出さない生活を心がけていただけに、アメリカの使い捨て文化はちょっと残念でした。

こちらの記事では、多くのドイツ人が常識的に持っているエコ意識について解説しているので、ぜひあわせて読んでみてください。

環境先進国ドイツの取り組みー日本も真似したいエコの国の4つの「当たり前」
こんにちは、ドイツ在住のYuriです。 ドイツでの生活に慣れると、日本に一時帰国した時にびっくりすることがいくつかあります。その一つが日本は日常の中で多くのゴミを生み出すということです。 無料でもらえるプラスチックバック、過剰包装、使い捨て...

太っている人をよく見る

シンプルにオーバーウェイト(太り過ぎ)な方々が多いです。筋肉質のがっちり体型とかではなく、全身ぽよぽよで、おしりの幅が私の2倍くらいある人を本当によく見ます。

ドイツにも太っている人もいるにはいたのですが、肥満のレベルが違う・・・!太っている人の割合もアメリカのほうが高いと感じました。

ただし、肥満度は住む場所や地域が大きく影響します。私が引越した地域は車移動が基本で、日常生活で歩くことがほとんどないため、自主的に運動をしないと簡単に太ってしまいます。

公共交通機関が発達しているニューヨークなどの都会では、もっとスリムな方々が多いのかもしれないですね。

チーズが高い

アメリカは物価が高いので、色々なものがドイツに比べて少し高いのですが、特に驚いたのがチーズです。

ドイツでは€1~2で買えていたモッツァレラチーズ(大きなボール状のやつ)やフェタチーズが、アメリカでは$4くらいします。

スライスチーズは1パックあたりの値段はあまり変わらないですが、容量が明らかに少ない・・・クリームチーズもセール価格で、ドイツでの通常価格に並ぶくらい。他には、バターやミルクもサイズが違うので騙されがちですが、グラム換算での値段はドイツより高いです。

ドイツでは、近くにフランスやスイスがあるからか、チーズなどの乳製品はかなりお安く手に入っていたのだと思います。

ベジタリアンメニューが少ない

以前住んでいたベルリンはかなりベジタリアン・ビーガンフレンドリーな街でしたが、アメリカのレストランではベジタリアン・ビーガン向けのメニューが少ないと感じました。

レストランのサラダメニューも、チキンやベーコンが入っているものが多いです。注文時に「チキンなしで」と頼むことはできますが、チキンの代わりに何かを入れてくれるわけでもなさそうなので、ちょっと損した気分になりますよね。

うちは夫がベジタリアンなので、2人での食事も基本ベジタリアン。外食時は2人ともベジタリアンメニューを頼んでシェアすることが多いのですが、アメリカではそれがやりづらくなってしまいました。

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ドイツ・アメリカ・日本はどこが一番住みやすい?

これまでの人生で、日本(大阪・東京)に約20年、ドイツ(ベルリン・ミュンヘン)に約10年住んできました。

アメリカはまだ住み始めて1ヶ月程度ですが、現時点での正直な感想としてはドイツ(ベルリン)が私にとっては最も居心地がいいです。

理由は生活費、交通の便、街の雰囲気、医療システムなどがあります。あとは、ベルリンで築き上げたキャリアや人間関係への未練も「ベルリンが良かった」と感じる理由だと思います。

とは言え、いまはまだ家の周辺しか開拓していないので、これから他の地域・州を訪れていく中で、アメリカの魅力に気づけることを期待したいです。

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