こんにちは、ヨガ・ピラティスインストラクターのYuriです。
健康オタクを自覚している私。過去には2週間の断食や砂糖断ち生活をやったり、添加物をなるべく摂らないように気をつけたり、興味のあることを色々と挑戦してきました。(砂糖断ち生活は継続中)
そんな私が今やっているのがベジタリアン(菜食主義)生活。
ドイツでは日本よりもベジタリアン・ヴィーガンの人が多く、私の周りにもそういった人がたくさんいます。何より一緒に住む彼氏がベジタリアンということで、私も自然と菜食中心の食生活になってきました。
しかし、お肉やお魚を食べないことが必ずしも健康な食生活ではないのでは?という考えの人にとって、わざわざベジタリアンをする理由は理解できないしょう。
そこで今回は、私がベジタリアン生活をしている理由と普段の食生活、そしてベジタリアン生活の簡単な始め方を解説します!
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ベジタリアンとは
ベジタリアンとは日本語で菜食主義者のこと。肉や魚などを食べない食生活を指します。
ベジタリアンと一言で言っても、種類はいくつかあります。卵やチーズなどの乳製品は食べる、魚は食べるなど具体的に食べられるもので◯◯ベジタリアンといった名称がつけられています。
ヴィーガンとは、完全菜食主義者。卵やチーズ、バター、はちみつなどを含む動物性のものを一切摂取しない食生活を送ることです。
ベジタリアン・ヴィーガンの詳しい説明についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひ読んでみてください。

私の普段の食生活
ここからが本題。まずは私の普段の食事から紹介しましょう。
コロナウイルスの影響で自宅で食事をすることが増え、野菜中心の食生活が加速化しました。その時にハマっているものによって食べるものは多少変化しますが、だいたいこんな感じの食事をしています。
朝ごはん
朝ごはんはベジタリアン生活を始める前とあまり変わっていません。たいていフルーツかミューズリー(オートミール)、パン、クラッカーなどを食べています。
オートミールは1年ほど前にハマって毎日食べていたのですが、ここ数ヶ月はちょっと飽きてパンが多めです。
砂糖断ち生活をしているので、パンはバターやチーズなどしょっぱい系のものを一緒に食べています。砂糖断ち生活についてはこの後に詳しく書きますね。
昼ごはん
昼ごはんは基本的に和食です。玄米ご飯とお味噌汁、納豆や卵など、朝ごはんみたいなメニューです。
たまーにパスタも食べますが、ランチに小麦食品を食べるとその後眠くなるので控えています。
ちなみに私は今ドイツに住んでいるので、日本の食材が手に入りづらいです。たまに母が日本食を送ってくれるので、その時は切り干し大根やひじきの煮物、お麩の卵とじなどを食べます。
玄米はオーガニックスーパーで買ったものを圧力鍋で炊いて食べてます。納豆は買うと高いので(3個セットで300円くらい)手作りしてます。
夜ご飯
夜ご飯は同棲中のベジタリアン彼氏と食べます。
夕食では和食ではなく、トルティーヤ(メキシコ料理)やインドカレー、ピザやパスタなどのイタリアン、スープとパンなどの多国籍料理。もちろんベジタリアンメニュー。
昼は各自好きなものを食べて、夜は一緒に食べるというスタイルなので、昼が必然的に和食になったというわけです。
この写真は、野菜やファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)、フムス(マッシュしたひよこ豆)をトルティーヤで巻くラップサンド。
肉・魚もたまには食べる
ベジタリアン生活をしている、と冒頭に書きましたが、私は完全なベジタリアンではありません。
お味噌汁にはかつおだしを入れてますし、「食べたいな」と思ったらお肉やお魚も食べます。母からの救援物資(日本の食材)には、必ずサバ缶をリクエストしています。
ただ、頻度はかなり少ないですね。かつおだしや調味料として入っている◯◯エキスみたいなのを除けば、固形の魚や肉を食べるのは1ヶ月に1回あるかないかくらいです。
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私がベジタリアン生活をする理由
私は「たまに食べる」と書いた通り、無理をしてベジタリアンをしているわけではありません。食べたいものを食べる生活をしていたら、自然と菜食中心になっていきました。
それでも20代前半のころは焼き肉やしゃぶしゃぶ、唐揚げ、ハンバーグお肉料理が好きだった私が、今ほぼベジタリアン生活をしている理由を紹介します。
同居人がベジタリアン
一番の理由がこれですね。一緒に食事をする相手がベジタリアンなのと、私も元々野菜好きということがあって、自然と私の食生活もベジタリアンに寄ってきました。
ちなみに、たまに魚や肉を調理するときはキッチンのドアを閉めて、換気扇や窓で換気をしながら料理します。そうじゃないと彼に「におう!」って言われるので 笑
ベジタリアンの彼って面倒そう…って思われるかもしれません。ですが、私にとっては毎食肉を食べないと気がすまないような肉食系男子の方が一緒に暮らせなさそうなので、彼がベジタリアンで助かってます。
肉・魚以外にも美味しいものがたくさんある
私はお肉やお魚ももちろん美味しいです。
ドイツに住んでいるとなかなか新鮮なお魚を食べる機会がない(ほぼない)ので、たまに無性に脂ののったブリのお刺身や焼いたサンマとか食べたくなります。
でも、他にもたくさん美味しいものがあるんですよね。
ほぼ毎日玄米ご飯とお味噌汁食べてますが、いつも「美味しいなぁ」って思いますし、新鮮なサラダやゴロゴロ野菜が入ったスープやカレーも大好きです。
ちなみに私の一番の好物は餃子ですが、自分で作る時は具材は野菜だけにします。それでも十分美味しいです。
こんなにも世の中に美味しいものがあるんだから、あえて肉や魚だけに固執しなくても良くない?って気づきました。
環境・動物保護
これについては、しっかりベジタリアンをしているわけではないので、大きく胸を張って言えるわけではありませんが…
できるだけ環境に配慮した生活を心がけている中で、肉を控えるようになりました。畜産業は多くのエネルギー、水、土地を使います。家畜や家畜の餌を育てるために多くの森林が伐採されています。
ドイツでは、動物保護のためにベジタリアン・ヴィーガンをやっている人は多いです。ある友人は「食肉として加工される様子の映像を見たら、肉を食べられなくなった」と言っています。
少し話がそれますが、最近アニメの「進撃の巨人」や「永遠のネバーランド」を見ました。
面白くてハマってしまったのですが、ふと思ったのが「食べられる側ってこんな恐怖を抱えているんだろうな」ということ。
あんなにリアルに「命を食べること」を描けるのは、人間が今まで動物たちに同じことをしてきたからじゃないかな、と思ってしまいました。
ベジタリアンのメリット
ベジタリアン生活を続けていると、色々とメリットがあることに気づきました。ベジタリアンをやってみたいけどモチベーションがない、という人の参考になればと思い、いくつか紹介します。
買い物が楽
肉や魚などの生鮮食品を買わないので、スーパーで買い物をした後に急いで家に帰る必要がありません。
用事と用事の合間に野菜や果物を買っておく、ということができるので買い物のストレスや労力が減りました。
私は牛乳ではなく冷蔵保管する必要がない豆乳を飲んでいるので、これも出かけたついでにまとめて買っておくこともできます。
私が普段買うもので、冷蔵する必要がある食材はチーズくらいですね。
ちなみに、ヨーグルトは昔はよく食べていましたが、自分が乳糖(ラクトース)不耐症じゃないかと気づいてから控えています。日本人は乳糖不耐症の人が多いらしいですね。
ラクトースや乳糖不耐症については、こちらの記事で解説しています。

料理が楽
まな板で切るのが野菜だけなので、料理が楽です。夜ご飯はいつも何の料理ともわからない多国籍料理を作っているのですが、まな板や火さえ使わない時もあります。
お肉だと下ごしらえをしたり、調理の時に油が飛び散ったり色々な手間がありますが、野菜だとそういうのもないので片付けも楽ちん。
便秘しない
気がついたら便秘体質だった私。特に寒くなる冬は便秘がつらくて、心も体もすっきりしないことが多くありました。しかし、野菜中心の食生活をするようになってから便秘しづらくなりました。
ただし、便秘の原因はストレスなども含めて様々なので、ベジタリアン=便秘が解消するとは言い切れません。実際、私も野菜中心の食生活を送る以外にもかなり色々と日常で気を使っていることがあります。
私の便秘解消法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ読んでみてください。

胃に優しい
野菜料理は胃もたれしないのも嬉しい。手作りの野菜餃子は本当にいくらでも食べられちゃいます。
ただ、ベジタリアン料理でも重いものもあります。たまにアメリカ人の彼のリクエストで宅配ピザを食べると、油で翌日までお腹が重い……
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ベジタリアンの簡単なやり方
ベジタリアンってハードルが高いように思われるかもしれませんが、意外と簡単です。普段食べているものは変えずに、肉・魚を別のものに置き換えるのがポイント。
まずは家での食事を変える
外食などは付き合いもあるので、食事の100%をいきなりベジタリアンにするのは難しい。
私も誰かと外食をする時には、ベジタリアンや砂糖断ちなどの「自分ルール」を一旦脇に置いて食事を楽しむようにしています。
それでも、ベジタリアン・ヴィーガンが多いドイツでは、レストランやカフェでも「ベジタリアンメニュー」があるのが一般的で、特に外食でもベジタリアンを続けやすいです。
ただ、日本ではまだそういったベジタリアン向けのオプションがあるところは少ないと思うので、自分でコントロールできる家での食事から変えてみましょう。
肉・魚を豆・豆腐などに置き換え
肉や魚を食べないとお腹にたまらない、食べた気がしない…という人は、肉・魚を豆腐や豆に置き換えてみましょう。
私がよく作っているのが、ひよこ豆のカレーです。豆が入っているので、お肉がなくてもボリュームが出ます。
また、ひき肉のかわりに赤レンズ豆を使ったベジタリアンボロネーゼもおすすめ。これを使ったラザニアをよく作ります。
これはタイのグリーンカレー。ペーストはベジタリアンのもの(エビなどのエキスが入っていない)ものを使っています。野菜をたっぷりにして、お肉の代わりにはお豆腐を入れています。
チーズを肉代わりに
肉を食べない代わりに冷蔵庫に必ず入っているのがチーズ。チーズはBBQやラップサンドなどでもベジタリアンのお肉代わりとしてよく登場します。
これはチーズステーキって言えばいいのかな。ぶ厚めのチーズ(ドイツではグリルチーズ・グリルケーゼと言います)もたまに食べてます。
食感が肉っぽいです。塩味がご飯にあいますが、大味なので最後は少し飽きます。笑(けっこうジャンクフード)
一緒に添えてある黒いものはご飯と黒豆。黒豆は圧力鍋で炊いて、味付けしています。
好きな野菜・豆腐料理を見つける
好きな野菜料理を見つけるのも、無理なく続けるコツ。例えば私のお気に入りはこんな感じ。
なすのあまからとろとろ焼き
なすの蒲焼きみたいな料理です。クックパッドで見つけたレシピを元に砂糖を使わないようにアレンジしました。
作り方:片栗粉をまぶした薄切りナスをフライパンで両面焼き、醤油・みりん・すりおろし生姜ベースの甘辛ダレで味付け。ご飯に乗せていただく。
温玉なっとう
名前そのまま。納豆ご飯の上に温玉をオン。卵はレンジで作るなんちゃって温玉です。
なんちゃって温玉の作り方:①少し深めのお椀に生卵と水を少し入れる。②黄身には爪楊枝で3箇所くらい穴を開ける。③レンジ600wで様子を見ながら1分くらいチン。熱しすぎると普通に固まって温玉じゃなくなるけど、それはそれで美味しいのでOK
豆腐チーズたまご
これ料理?というくらい簡単なもの。豆腐とチーズと卵の組み合わせは間違いない!ご飯にも合います。
作り方:①お椀の中でなんとなく崩した豆腐の中心に生卵を割り入れる(黄身に爪楊枝で2,3箇所穴を開ける)②溶けるチーズ、しょうゆとみりんを小さじ1ずつかける。③ラップをせずにレンジでチン。卵がいい感じに固まるまで。
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ゆるくベジタリアンを続ける
ベジタリアンをする理由は人それぞれ。健康的な理由や宗教的な理由で「絶対にダメ」という人以外は、どれくらい厳しくベジタリアンを続けるかは個人の判断で決めて良いと思います。
実際、私の友人のヴィーガンは「たまにならOK」とか「職場でミルクチョコをもらった時は食べる」など、状況に応じて柔軟に対応しています。
「ベジタリアンだと一緒に食事をする人に面倒だと思われそう」という不安があるのであれば、個人で食事をする時だけにするのもあり。
私も今ベジタリアンをしているからといって魚や肉が嫌いなわけではありません。もし日本に帰国すれば家族や友人と肉料理・魚料理を楽しむと思います。
自分のルールで、自分のペースでやるほうが長続きしますよ。
ゆる砂糖断ち生活も継続中
記事の途中ですこし触れましたが、1年半ほど前から砂糖断ち生活もゆるく続けています。
砂糖断ちとは、文字とおり砂糖を摂らないこと。ただし、砂糖断ちにも程度があって、一切の砂糖をNGとする人、黒糖やてんさい糖はOKとする人などルールは人によって異なります。
中には果物などに含まれる自然な糖分も摂らないという人も。
私は、こちらもゆるくやってます。白砂糖は基本NGにしていますがたまに市販のチョコレートや砂糖がはいったソース、ドレッシングを口にすることもあります。
料理の際にはみりんやはちみつを使って甘味づけ。手作りのお菓子は例外として、自分で作る場合は砂糖の分量を半分以下に減らし(レシピ通りでは甘すぎることが多いため)、未精製のきび砂糖を使っています。
砂糖断ち生活についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、よかったら読んでみてください。私は砂糖断ち生活のおかげで「チョコレート大好き人間」から脱却できました!

まとめ
ベジタリアン・ヴィーガンの多くが、大人になってから自分の意思で始めています。始めるのが自分次第なら、続けるのも自分次第です。
自分の中で「これなら続けられそう!」というルールを見つけて、ゆるく続けるのがコツ。
ベジタリアン・ヴィーガンでも美味しい料理がたくさんあるので、そういったレシピを見つけて、楽しみながら実践してみてください!
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