スーパーなどで食材を買う時、原材料や添加物にどれくらい気を使っていますか?
私も昔は、特に添加物などを気にせず安いお菓子やレトルト食品、お惣菜などをがんがん食べていたのですが、ヨガや断食をきっかけに自分の口に入るものには注意するようになりました。
そこで今回は、オーガニックでも安くてもこれが入っていたら買わない!と決めている私の嫌いな添加物を紹介します。
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私が添加物を嫌うようになったきっかけ
私が食品の添加物や原材料を気にするようになったのは、腸内デトックスのために行った約2週間の断食がきっかけです。
断食で腸内や体内をきれいにしたら、これからはできるだけ汚したくないと思い、自分の体の中に入れる食べ物について気をかけるようになりました。
食品を買う時の私のルール
ゼロにするのは難しいけれど、日常生活で摂取する添加物をできるだけ減らすために買い物をする時は自分なりの基準でいつもチェックしています。
- 食品を買う時は必ず原材料をチェックする
- 嫌いな添加物が入っている食品は買わない
- 明らかに自然のものでないものがたくさん入っている食品は買わない
このルールを適用すると、コンビニのお弁当、カップラーメン、お菓子、ジュースは買えなくなります。
外食時はなかなかチェックするのが難しいですが、たいてい素材の良さは値段に反映されているので、ファーストフードや安い屋台などでは食事しないようにしています。
ドイツの添加物事情
現在私はドイツに住んでいるので、この記事の執筆にあたりドイツの添加物事情を調べてみました。
10年くらい前のデータですが、日本が約1500種類以上の添加物の利用が許可されているのに対して、ドイツでは64品目だそうです。
アメリカなどに比べても日本は利用が許可されている添加物が多いそうですね。
ただ、許可されている品目が少ない=添加物を摂取する機会が少ない、とは考えていません。
例えば、ドイツ人が大好きなソーセージ、ハムなどの加工品は添加物がたくさん使われていますし、屋台でスナック感覚で食べられるホットドックやケバブなどにも、コストダウンのためにソースなどには添加物が入っているのでしょう。
私が嫌いな添加物
さて、currywurstもkebabも好きな私が、自分で買い物をする時にこれが入ってたら買わない、という添加物を紹介します。
Glucose-Fructose Syrup (GFS) / グルコースシロップ
これはシロップとついている通り、化学的に作られた甘いシロップです。日本語だと「異性化糖(果糖ブドウ糖液糖など)」と呼ばれ、ジュースやお菓子に使われています。
コーンや芋に含まれるデンプンに酵素を加えて化学変化させ、精製、濃縮させたもので、アメリカではコーンシロップと呼ばれています。砂糖を使うとどうしても原料費が高くなってしまうので、このシロップを使うことでコストダウンをしてるわけですね。
このグルコースシロップ、アメリカでは使用禁止運動が起きていたりする有名な「嫌われ添加物」なのですが、そう言われているのには、グルコースシロップに含まれる果糖による健康への影響です。
果糖の過剰摂取により、以下のような病気のリスクが上昇すると言われています。
- 糖尿病
- 肥満
- 高血圧
- ガン
- 関節炎
- 心臓血管・肝臓の病気
また、シロップの原料となるコーンはかなりの確率で遺伝子組み換えなので(特にアメリカの商品)、その背景もあって私はこれが原料に含まれている食品は買いません。
残念なのが、このシロップがドイツのBIOブランドのお菓子にも多く使われてることです。美味しそうだな、と思って手に取ったチョコレートやクッキーにこれが入っていることが多く、棚に戻すことがよくあります。
Emulgator(独) / Emulsifier(英) / 乳化剤
乳化剤は、水と油のような混ざりにくい物質を無理やり混ぜる(”乳化”させる)ために使われる添加物です。
その他、気泡を保つ(例:市販のホイップクリーム)、気泡を消す(例:滑らかな豆腐)、脂肪分の分散化(例:チョコレート)など、様々な役割があります。
乳化剤はいくつか種類がありますが、何をどれだけ使っても原材料表示では「乳化剤」と一言記載するだけでOKです。
レシチン(大豆由来)と書かれているものも乳化剤の一つです。文字通り大豆から作られているのですが、この大豆がアメリカで生産された遺伝子組み換え食品である可能性は高いです。
ドイツのBIO食品だと、添加物でも”aus biologischer Landwirtschaft”と記載されている場合があるので、そういったものは遺伝子組み換えではないのかもしれません。
一つ目のグルコースシロップとこの乳化剤に気をつけると、スーパーやコンビニで買えるものがかなり減ります。
「美味しいものが食べられないのは辛い」と思うかもしれませんが、乳化剤が使われているのはチョコレートや甘いパンなどのsweetでfatな食べ物なので、「シロップと乳化剤が入ってるから食べない」と決めることで肥満防止にもなり、個人的には苦ではありません。
その他
詳しい健康被害は把握していませんが、
- トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニングやポテトチップスに含まれる)さくさく、ふわふわ食感はたいていマーガリンによるもの
- イーストフード(日本の安い食パンに含まれる)
- 増粘剤(ドイツ語だとVerdickungsmittel)
が添加されている食品は買いません。と、言うか基本的に市販のお菓子は買わず、パンは信頼できるパン屋で買うって感じです。
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まとめ
食品添加物は国の認可の元で使われているものなので、食べたら即・毒、ってわけではないと思います。
しかし、私が気になっているのはこれらの添加物を多量に、かつ継続的に摂取した場合、どのような健康被害が起きるのだろう、ということです。
添加物が本格的に使われ始めたのがおそらくここ50年くらいなので、生まれた時から添加物を接種し続けた人が80歳になったときに実際にどのような健康リスクがどれくらいあるのか分かりません。
「安くて美味しい」という理由で選択したお菓子やパンに含まれていた添加物が溜まり溜まって、数十年後に病気になってその何倍もの医療費がかかるくらいなら、予防策として得体の知れないものはなるべく口にしないという考えで、食品を選択するようにしています。
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