【ドイツ観光】在住者が教えるベルリン基礎知識(空港・電車・気候・電圧など)

ベルリンブランデンブルク門

ベルリンに住み始めてから、とても嬉しいことに何人かの友人がわざわざ遊びに来てくれました。

そこで色々とガイド的なことするわけなのですが、電車の乗り方や基本的なルールなどを全て口頭で説明するのがちょっと疲れるので、ここで一旦ベルリンに来る前に知っておきたいルールをまとめておきたいと思います。

ベルリン観光の計画・準備において参考になれば幸いです。

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ベルリンに来る前に知っておきたいこと①ベルリンの空港は2つ

flight

ベルリンには、Tegel(TXL:テーゲル)空港とSchönefeld(SXF:シューネフェルト)空港の2つがあります。

使い分けとしては、

  • TXL(テーゲル)→Lufthansaなどのレガシーキャリア
  • SXF(シューネフェルト)→LCC

といった感じで、日本から来る場合ほぼ全ての場合においてテーゲル空港発着です。ちなみに、日本からベルリンへの直行便はありません。

街中へのアクセスはテーゲルの方が良いので、ヨーロッパ周遊などで来られる場合もテーゲルの方が迎えに行く側としては楽ちんで助かります。

【更新】ベルリンに新しい空港(BER)がオープンしました!

2020年10月31日に長年の工事を経てついにベルリンに新しい空港「ベルリン・ブランデンブルク国際空港(BER)」がオープンしました!

BERのオープンにより、上述しているテーゲル(TXL)は閉鎖、SXF(シューネフェルト)はBERのターミナル5として利用されます。

ただし、2020年のコロナ禍により運航便が大幅に減少していることを受け、旧SXF(ターミナル5)も2021年3月に無期限で閉鎖される予定です。

ベルリンに来る前に知っておきたいこと②電源と電圧

ドイツの電源の形はCタイプです。ヨドバシカメラとかで変換プラグを買ってきてくださいね。

電圧は230Vなので、日本の電化製品(ヘアアイロンなど)を利用したい場合は変圧器が必要です。ただし、携帯やPCの充電器は通常100-240V対応なので変換プラグのみで利用が可能です。

お使いの電化製品の対応電圧は、本体などに書いてあるのでチェックしてくださいね。

ベルリンに来る前に知っておきたいこと③電車の乗り方・ルール

ベルリンに限定せずドイツは電車のルールが日本と全く異なります。ヨーロッパが初めての方は特に混乱するところだと思うので詳細に解説します。

ドイツの駅には改札がない

ドイツの駅には日本の駅のような改札はありません。乗客が自主的に切符を買って乗車する「信用乗車方式」です。

え、じゃあタダで乗れるの?

そうですね、タダでも乗れます。ただし、電車には神出鬼没の「切符チェック係(通称:コントロール)」がいて、彼らに出くわした時に有効なチケットを持っていない場合は罰金(70ユーロくらい)を支払う必要があります。ちなみにカード払いもできます。

嫌な話ですが、コントロールは観光客が多い区間に出没する傾向があるので、ギャンブラー体質ではない方は素直に切符を買うことをおすすめします。

料金システム

まず、ベルリンの切符は、電車(地下・地上路線)・バス・トラム全て共通です。切符の種類についてはこの後で解説していますが、例えば一日券を購入したとすると、その切符一枚でベルリンの電車・バス・トラムは一日乗り放題です。

ただし、一つ注意点があります。

ベルリンの路線図はA,B,Cという3つのゾーンに分かれており、切符の種類も

  • AB用
  • BC用
  • ABC用

の3種類あります。乗る電車が通る駅のゾーンで有効な切符を持っている必要があるため、例えばAB用の一日券を持っている人がゾーンCに行きたい場合は別途購入する必要があります。

切符の種類

切符の種類はいくつかあるのですが、ここでは観光客の皆さんが多く利用する「一回券」と「一日券」に絞って説明します。

  • 一回券:120分間有効。途中下車可。周遊不可。つまり、同じ方向に進み続けるのであれば有効時間内はどれだけ乗り降りしてもOKですが、A駅からB駅まで行って、同じチケットでB駅からA駅に戻ってくる、といった周遊はNG。電車・バス・トラムで使えるので、電車→バスの乗り換えが発生するときも有効期間内であれば利用可能です。
  • 一日券:翌日の午前3時まで有効。ゾーン内であれば乗り放題です。

さて、一回券は時間制限がありますが、その制限時間のスタートはいつからでしょうか。それは、切符を「有効化」した時刻からです。券売機から切符を買ったタイミングではその切符は「無効」で、乗る前に「有効化」する必要があります。

有効化の方法ですが、駅に小さな箱があって(たいてい券売機の近くにあります)、そこで切符をガチャンとすると、駅名と日時が刻印されます。

刻印されて初めて切符は有効になるため、乗車前に必ず有効化するようにしましょう。コントロールが来た時にまっさらなチケットを見せても、それは「無賃乗車」とみなされて罰金の対象になります。

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ベルリンに来る前に知っておきたいこと④ベルリンにはそもそも何があるか

旅の目的は人それぞれですが、メルヘンで美しい街並みを期待するのであれば残念ながらベルリンは不向きです。

ドイツの都市の特徴について説明する時、私は

  • ミュンヘンなどの南ドイツは京都(歴史的で古くて美しい街並み)
  • ベルリンなどの北ドイツは東京、大阪(現代的)

と表現しています。なのでドイツ=メルヘンを期待するならミュンヘンに行きましょう。

では、ベルリンには何があるの?という話になるのですが、私は

ベルリンはドイツの暮らしを体験できる場所

だと思います。ミュンヘンはとても美しくて私も大好きですが、良くも悪くも「観光都市」で、多くの観光客がいます。ミュンヘンの周辺にもいくつか観光客に人気の街(ハイデルベルクやローテンブルクなど)があるので、ミュンヘンに行くと毎日どこに行っても観光客ばかりです。

一方ベルリンは、定番の観光スポットももちろんありますが、それ以外にも例えばおしゃれなカフェでのんびりしたり、週末は蚤の市に行ったり、公園を散歩したりとローカルの人もやるようなことをして楽しみます。

ベルリンに来る前に知っておきたいこと⑤観光に必要な日数

夏のベルリン

個人の趣味にもよりますが、中3日はちょっと短くて、中5日あると余裕を持ってゆっくり色々回れるかなと思います。

個人的には最後はやることなくなってカフェでのんびりするような旅=いい旅なので、それに共感してくれる方なら1週間くらいの滞在がいい感じですね。

とは言え、せっかくお金と時間をかけてヨーロッパまで来るならいくつかの街を周りたい、と考えると思うので、周遊プランならベルリン滞在は3泊4日くらいでしょうか。

ベルリンに来る前に知っておきたいこと⑥物価

物価についてドイツと日本を比較するなら、「これはドイツの方が安い」「これは日本の方が安い」といった内訳レベルでの差はありますが、日本とだいたい一緒と思ってもらって大丈夫です。

ベルリンに来る前に知っておきたいこと⑦治安と危険エリア

治安については、外国なので用心することに越したことはないのですが、自ら怪しい場所に足を運ばない限り(=一般人の普通の行動範囲内であれば)、特に問題はないと思います。

ただしスリは注意です。カバンは必ずチャックがついているもの、リュックは人混みでは前に抱える、といった基本的な対策は重要です。

ホテルを予約する場合、ヒルトンとかリッツ・カールトンといった有名ホテルがあるようなエリアは観光スポットへのアクセスも良くで安全なので、その周辺を見てみるのがおすすめです。

ベルリンに来る前に知っておきたいこと⑧ベストシーズンと航空券の相場

ベルリンライトアップ

ベストシーズンについては、

1月2月3月は暗くて寒くて特別イベントもないからあまりおすすめではない

という以外は、特に私からのアドバイスはありません。

なのでみなさんのご都合と航空券の値段によって決めてもらっていいのですが、航空券が一年の中で最も高い夏・特に8月・特にお盆周辺は、20万円近くかかることもあります。クリスマスマーケットで人気の12月は航空券は意外とお手頃で10万円前後で行けると思います。

何かイベントのある時期に来たい、という場合は、こちらの記事でベルリンでの一年間のイベントをまとめてますのでぜひ参考にしてください^^

旅のスケジュールを決める上でもう一つ注意したいのは、ドイツは日曜日は基本的にお店は休みであることです。個人商店はもちろん、スーパー、デパート、ショッピングセンターもお休み。パン屋は午前中だけ空いている場合もあります。

ただし空港や大きな駅中の店舗など例外もあります。また、レストランやカフェなどの飲食店は開いています。

じゃあドイツ人って日曜日何してるの?という疑問が起きるわけですが、蚤の市に行ったり、公園に散歩に行ったり、家でのんびりしたりして過ごします。

最後に

ロンドンやパリに比べたらベルリンはあんまりイメージがなかったりしますが、来てみたらきっと好きになってもらえると思います。

見どころももちろんたくさんありますが、あまり予定を詰めすぎないでのんびり過ごす旅がベルリンを最も楽しめる方法かもしれません。

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