【2018年】ベルリン観光で見逃せないイベントまとめ(1月~6月)

ベルリンブランデンブルク門

2018年もベルリンはイベントがたくさん!

ドイツの首都であり、多くの大学がある学生の街でもあり、アーティストが集まるアートの街でもあり、トルコ系を始めとする外国人が多く住む他国籍な街でもあり、壁があった時代の名残が残る歴史の街でもあるベルリン。ドイツ観光といえばミュンヘンやローテンブルグなどの南ドイツが注目されがちですが、ベルリンは歴史もアートも食事も色々楽しめるめちゃくちゃ面白い街なんです!今回は今年のベルリン観光で要チェックの2018年1月~6月に開催予定のイベントを紹介します!ご旅行の計画にぜひ参考にしていただければと思います。

寒くて暗い1月

この時期に訪れる方は自分が持っている中で一番暖かい服を持ってきてください。特にヨーロッパは石畳で足元から冷えるので足用カイロがあるといいですよ!

16日ー19日 Berlin Fashion Week

2年に一度開催されるファッションイベント。現代的なストリートファッションや大きなサイズのファッション、エコファッションなど他のショーではあまり見られないコレクションが見られることが特徴の一つです。Berlin Fashion Weekは基本的にバイヤーなど関係者のみですが、一部のイベントやショーは一般にも公開されます。

公式サイト:http://www.fashion-week-berlin.com/en/

19日ー28日 International Green Week Berlin

1926年に始まり、毎年開催されている食品・農業・園芸の国際見本市です。世界中から生産者たちが集まり、新鮮な果物、野菜、魚、肉、そしてドイツや世界のワイン、ビール、スピリッツを紹介します。また、農家の直売やオーガニック製品の販売ブースの他、新製品の発表や牛、羊などの生きた動物が見られるコーナーもあり、来場者がより食について学ぶ機会も提供しています。

2018年のパートナーカントリーはブルガリアで”Flavor of the Sun”(太陽の恵み)というスローガンを掲げて幅広いジャンルの食材や料理、飲み物を紹介する予定です。

公式サイト:http://www.gruenewoche.de/en/

まだまだ寒い、でもちょっと日が長くなってくる2月

寒いので映画など屋内で楽しむイベントが多いですね。ただ、映画祭は外のステージを鑑賞する場合もあるので、帽子と手袋は必須です!

14日ー20日 Berlin Independent Film Festival

若手監督たちの作品を披露し、アイデアを交換し合う場として開催されている映画祭です。ベルリン国際映画祭とは違って「低コスト」で制作された映画が上映されます。映画祭はドキュメンタリー、ホラー、ショートフィルムやアニメーションなど複数のジャンルに分かれ、ベルリン・ミッテ地区のBabylon Cinemaにて上映されます。全ての作品は英語または英語の字幕付きで上映されます。

ベルリン国際映画祭と同時期に開催されていますが、この2つの映画祭の繋がりはありません。

公式サイト:http://www.berlinfest.com/

15日ー25日 Berlinale – Berlin International Film Festival(ベルリン国際映画祭)

120以上の国と地域から毎年2万人を超える映画関係者、評論家、映画ファンが訪れ、400以上の作品が公開される世界的な映画祭です。開催期間中は世界の映画上映だけでなく、ワークショップやパネルディスカッションなども行われ、映画関係者の交流の場になっています。

ベルリン市の紋章がクマであることから、この映画祭の最優秀作品にはGolden Bear(金熊賞)が贈られます。68回目である今年の審査委員長はドイツのディレクター・脚本家・映画プロデューサーであるTom Tykwer氏が務めます。

公式サイト:http://www.berlinale.de/en/HomePage.html

15日ー19日 Tanzolymp – International Dance Festival

ベルリンで毎年開催されている若手ダンサーたちのダンス大会です。10歳から21歳までのダンサーが世界中から集まり、”Dance as a global language”というモットーの元、ダンスの披露、ワークショップ、セミナーが行われます。

クラシックやモダンダンスなど各ジャンルで争われ、最優秀発表は一般公開の前で行われます。

公式サイト:https://tanzolymp.com/

だんだん春に近づく、冬の終わりの3月

3月のベルリン

ダウンコートと帽子はいらないですが、まだコートが必要な3月。この時期になると晴れる日もだんだん増えてきて暗い冬が終わった!と嬉しくなります。

2日ー4日 Berlin Graphic Days

ドイツ国内外のおよそ100人のグラフィックアーティスト、イラストレーター、ストリートアーティスト、スクリーンプリンター達が集まり、作品の展示や販売、プレゼンテーション等を行います。ライブペインティングやライブ、ナイトマーケット、フードトラックなどもあり、アート以外も楽しめるイベントです。

7日ー11日 ITB Berlin – International Travel Trade Show Berlin

世界最大規模の旅行業界の見本市です。世界中から180を超える国、地域、旅行会社、予約システム会社、航空会社、ホテルなどの旅行業界関係者がブースを出展します。来場者は数時間であらゆる国や地域を体験することができます。

ちなみに、この見本市は”Made in Berlin”の象徴となっているイベントで、1966年に初めて開催されたときはわずか5カ国のみの参加でした。以来年々規模を拡大し、今では通算18万人の来場者を数える世界規模の見本市になりました。

公式サイト:http://www.itb-berlin.de/en/

24日ー4月2日 Festival Days Berlin(Festtage)

オーケストラ

ベルリンのStaatsoper Unter den Linden(国立オペラ座)とフィルハーモニーで開催されるオペラ祭です。2018年はGiuseppe Verdiの”Falstaff”とRichard Wagnerの”Parsifal”が公演されます。同時期にフィルハーモニーでは3つのコンサートが公演され、Daniel Barenboimが指揮者・ピアニストとして登場します。

公式サイト:https://www.staatsoper-berlin.de/en/programme-2016-2017/festtage-18/

28日ー4月22日 Spring Festival at Kurt-Schmacher-Damm

ベルリンのテーゲル空港近くで開催され、ジェットコースターやお化け屋敷などの移動遊園地、クレープやホットドックなどのフードスタンド、ミュージカルの公演など子供から大人まで楽しめるイベントです。開催期間中の土曜日の夜はライトアップもあり、22時頃に花火も打ち上げられます。入場は無料です。

春の暖かさが感じられる4月

夏のベルリン

春になると日も延びて、暖かい日には気温が10度を超える日も出てきます。日本の3月くらいの服で来るといいと思います。

11日ー18日 Achtung Berlin – New Berlin Film Award

2004年に始まったベルリンで3番目に大きい映画祭です。出展作品の少なくとも一部分がベルリン内または近郊で撮影されていることが特徴です。Kino International, Babylon, Filmtheater Friedrichshainなどベルリン各地の映画館で上映され、7.5ユーロから9ユーロで鑑賞できます。

ちなみに、イベント名にある”Achtung”とは「注意」や「注目」といった意味があるので、ベルリンに注目!という地域活性の映画祭ということですね。

公式サイト:http://achtungberlin.de/en/home/

23日ー30日 International Games Week Berlin

毎年1万5千人の研究・開発者、販売会社、ゲーマーが集まるゲーム業界のイベントです。ディスカッションや採用イベント、ゲーム大会など10以上のイベントがベルリンの様々な場所で催されます。

公式サイト:http://www.gamesweekberlin.com/

27日ー29日 Gallery Weekend Berlin

2004年から開催されている世界中のアートファンやコレクターが訪れる現代アートの祭典です。有名な所から新しい所まで50以上のギャラリーが参加し、選ばれたアーティスト達の作品が展示されます。

公式サイト:http://www.gallery-weekend-berlin.de/

個人的なベストシーズン5月

気候がちょうどよく、また日本からの航空券も13万円くらいであまり高くないのでドイツ旅行に個人的におすすめしている時期です。これから夏休みに向けて航空券はだんだんと高くなり、ピークは8月で往復20万くらいします。

2日ー6日 Pixctoplasma Berlin

現代的なキャラクターデザインのための国際的な祭典です。グラフィックアート、デザインの展示の他にカンファレンスや彫刻や絵画に関するワークショップが開催され、クリエイターやファンが集まります。メイン会場はBabylon cinemaです。

公式サイト:http://conference.pictoplasma.com/

13日 International Museum Day

museumsinsel-berlin

美術館・博物館の社会的文化的な貢献意識を高める目的で1978年から開催されています。ベルリンでは多くの美術館・博物館がこの日を祝って特別ツアーやワークショップ、トークセッションなどを行います。

公式サイト:http://www.museumstag.de/

18日ー21日 Carnival of Cultures

文化の多様性を祝うお祭りです。日曜日にはKreuzberg地区でパレードが行われ、様々な文化を持つ人々がコスチューム、音楽、ダンスなどを披露します。開催期間中はKreuzberg地区のBlücherplatzで世界各地の音楽グループによるコンサートやマジックやアクロバットのパフォーマンス、世界の食べ物などを楽しむことができます。

個人的なベストシーズンその②6月

6月はさらに暖かくなり、気持ちいいシーズンですね。

6月3日・7月1日 Open Air Gallery

絵を描く女の子

Kreuzberg地区とFriedrichshain地区を結ぶOberbaumbrücke(オーバーバウム橋)で開催されるアートフェスティバルです。100人以上のアーティストが自身の作品を披露し、また会場となっている橋には120mの巨大なキャンバスが敷かれ、訪れた人はアーティスト気分で自由にペイントすることができます。

なお開催期間中はOberbaumbrückeは交通規制されますので、ご注意ください。

公式サイト:http://www.openairgallery.de/

9日 Long Night of the Sciences

”一年の中で一番スマートな夜”となるこの日は、普段一般には公開されていない研究機関や資料館が夕方から深夜まで一般公開されます。自然科学やエネルギー、政治や人類学まで様々なジャンルの2000以上のイベントがベルリン・ポツダムの研究所などで開催され、最新技術の紹介や研究結果を発表しています。子供向けのイベントも開催されます。

会場を結ぶシャトルバスも運行され、Long Night of the Scienceのチケットを持っている人は無料で利用できます。チケットは5月からBVG(ベルリン交通局)やSバーンのサービスセンターなどで購入できます。

公式サイト:http://www.langenachtderwissenschaften.de/

21日 Fête de la Musique

夏の始まりを祝う野外音楽フェス。たくさんの音楽家やバンドがストリートライブを行い、来場者は無料で楽しむことができます。ベルリンの各地で行われますが、主にFriedrichshain地区、Kreuzberg地区、Mitte地区、Pankow地区で開催されます。

公式サイト:http://www.fetedelamusique.de/en/berlin-2/

29日ー7月1日 Bergmanntraßenfest(Festival at Bergmannstraße)

Kreuzberg地区のベルクマン通りで開催されるストリートフェスティバルです。世界の食べ物、アート、ハンドメイドアイテムなど様々な屋台が並びます。会場となる通りにはいくつかステージが設けられ、コメディパフォーマンス、ジャズライブ、子供向けの劇などが楽しめます。

このフェスではジャズライブが特に有名で、50を超える国内外のバンドが3箇所のステージーMehringdammの交差点、Nostitzstraße(ノスティッツ通り)、Zossener Straße(ツォッセナー通り)ーで行われます。

日付未定 Berliner Volksfestsommer(German-French Fair)

ベルリン最大級のお祭りでジェットコースターなどのアトラクション、フードトラック、ライブ、花火など入場無料で楽しめます。

公式サイト:https://volksfest-berlin.de/

2018年7月~12月も楽しいイベントがたくさん!

7月から12月のイベントはこちらから→【2018年】ベルリン観光で見逃せないイベントまとめ(7月~12月)

コメント

  1. […] ンでの一年間のイベントをまとめてますのでぜひ参考にしてください^^→ベルリン観光で見逃せないイベントまとめ(1月~6月) / ベルリン観光で見逃せないイベントまとめ(7月~12月) […]

  2. […] 1月から6月のイベントはこちらでチェック!→【2018年】ベルリン観光で見逃せないイベントまとめ(1月~6月) […]

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