ふとここ数年の自分を振り返ってみると、20代後半~30代にかけて考え方や生活が色々と変わったなぁと思います。
昔はもっとモノや人に執着していたのですが、最近は考え方も生活もシンプルになり、前よりも気楽に生きられている気がします。
そこで今回は、20代後半~30代でやめてよかった習慣・考え方を10こ紹介します。自分の生活を見直したい方やもうちょっと気楽に・シンプルに生きたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。
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20代後半~30代でやめてよかったこと・習慣
ここ数年を振り返ってみると、色々とやめたこと・頻度を極力減らしたことがありました。そのおかげで最近はわりと気楽にマイペースに生きられていると思います。具体的に紹介していきます。
必要以上の買い物
ミニマリストとまではいかないですが、必要以上の買い物をしなくなりました。昔(20代前半~中盤)はバーゲンのたびに新しい服や靴を買っていたのですが、最近は服は買っても1年に1着程度(夏服・冬服それぞれ)。
1着買ったら1着捨てる、という考えの元、クローゼットに余計な服がないようにしています。
服や靴に限らず、雑貨なども本当に必要なものだけを買うようになった結果、こんなにいいことがありました。
- 買い物する時間とお金の節約
- モノが少ないので掃除が楽
- 引っ越しが楽
- 服が少ないので衣替えも楽
たくさんのモノに囲まれた生活って、豊かそうに見えて実は面倒なことが多いんだなって思います。
私のゆるミニマリズム生活についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、良かったらこっちも読んでみてください。
砂糖中毒の食生活
チョコレートなど砂糖が入っている甘いものを食べる機会を極限まで減らし、砂糖中毒からの脱却に成功しました。
砂糖は中毒性があるので、日常的にチョコやケーキなどの甘いものを食べていると、それを食べないと気がすまない(落ち着かない、イライラする)ようになってしまいます。吸ったことはありませんが、タバコと同じような感じだと思います。
私は1年半くらい前に「自分は砂糖中毒だ!」ということに気づき、そこから砂糖断ち生活をはじめました。今はたまに甘いものを食べることはありますが、基本的に口にすることはありません。
その結果、こんないいことがありました。
- お菓子にかけるお金の節約
- 甘いものへの欲が低くなり、それを我慢するストレスがなくなった
昔はカフェでケーキを見るといつも「食べたいな~、美味しそうだな~」と我慢しなくてはいけなくて、その我慢がストレスになっていました。それが今では「美味しそうだけど私はいいや」って思えるようになり、ストレスが減りました。
砂糖断ち生活に関する記事は、私のブログの中でも特に色々な方に読んで頂いているものです。砂糖断ちは個人的にめちゃくちゃおすすめなので、ぜひ読んでみてください。
過度な飲酒
20歳でお酒が飲めるようになって、大学生~社会人と飲み会を散々楽しんだ結果、30代に近づくとお酒もそろそろいいかな~って思えてきました。
お酒は好きですが、酔いたいわけじゃない。酔いたいんじゃなくて飲みたいってことで、最近はノンアルコールのビールをよく飲んでます。
ドイツはノンアルコールのビールが美味しい。アルコールが入っているものよりも口当たりやのどごしが軽いので、食事に合います。
過度な飲酒をやめたらこんないいことがありましたよ。
- お金の節約
- 二日酔いの気持ち悪さと顔のむくみにサヨナラ
今の生活スタイルや交友関係的に、お酒をガバガバ飲む機会がほぼないのも影響してます。日本に帰れば友人や知り合いと飲みに行くことになると思うので、その時にはまたバカみたいに飲むかもしれないです。
なんとなくのSNS(Instagram、Facebook)
なんとなく開くことが習慣化していたSNS。時間の無駄だと思って止めました。
Instagramは移動中などの暇つぶしについ開きがちだったのですが、今は開くのは1日1回、Wi-Fiのある環境のでのみにしています。(移動中に見るとだらだら見がち、通信容量も圧迫する)
Facebookは色んな人に繋がっているから一応アカウントは残しつつ、普段は見ないことを決めました。
なんとなくSNSをやめたらこんないいことありましたよ!
- 時間の節約
- あまり親しくない人の近況報告を見ることがなくなる
- SNS上でリア充アピールや承認欲求を爆発させてくる人に付き合う必要がなくなる
もともと1日あたりのSNSのかける時間はあまり長くなかったですが、さらにカットしたら精神的なストレスも減りました。
飲み会
飲み会は「やめた」というより「なくなった」のほうが正しいですが、ドイツに来てからはいわゆる日本みたいな飲み会(食べ物をシェアする、飲み放題形式の食事会)はほとんどなくなりました。
飲み会をしなくなって気づいたのですが、日本の飲み会ってお金も時間もエネルギーもめちゃくちゃ消費しますね。
ドイツに来てからは、食事に行っても1人1品頼んでシェアすることは基本的にないし、飲み物も1杯ずつ頼みます。普通のレストランでお腹いっぱい食べて、飲み物をおかわりしても€20(2500円)くらいで収まります。
日本で1回の飲み会に4000円とか払っていたのが信じられない。。。まぁあの頃はあの頃でその飲み会がストレス発散になっていたのですが。
そんなわけで、日本の飲み会文化から距離をおけたことも、海外に移住して良かったことの1つです。
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日常的に肉・魚を食べる
基本的な食生活をベジタリアンに変えました。と言っても、完全なベジタリアンではないので食べたい時には食べます。
肉と魚、ついでに牛乳やヨーグルトなどの乳製品もできるだけカットした食生活にしたら、こんなにいいことがありました。
- 買い物が楽(肉・魚のコーナーに立ち寄る必要がない)
- 料理が楽(洗い物が少ない)
- 便秘解消
- 肌質と髪質の改善
- 胃もたれがしない
同じような理由でお腹いっぱい食べることも少なくなりました。家で食事をする時は、玄米ご飯とお味噌汁、あと何か1品(納豆、卵、煮物など)が基本。料理する手間や時間、食べるものをいちいち考える必要がなくなり、何より食べすぎで気持ち悪くなることがなくなって毎日いい感じです。
外食時にはつい食べすぎてしまいがちですが、その時には次の食事を抜いて調整しています。
私が実践している食生活(ゆるベジタリアン生活)についてはこちらの記事で詳しく書いています。食生活をシンプルにしたいな、という方におすすめです。
ヘアカラー
19歳くらいから27歳くらいまでずーーーっとやってたヘアカラー。
髪質が違うからヨーロッパの染料では日本人の髪は染まりづらいことや、日系の美容院が高い(カットだけで5000~6000円)ということで、ドイツに来てから自然と黒髪に戻りました。
結果的にやめた、ということですがこんないいことがありました。
- 頭皮が傷まない
- お金の節約
- 美容院に行く回数が減った
でも実は、最近気分転換に染めたくなってきてます。日本に一時帰国した時にグラデーションでもつけようかな~って考えてます。
トリートメント(コンディショナー)
10ヶ月くらい前に髪を洗う時のトリートメントをやめました。今までなんとなくつけてたけど、いらなくない?って思ってやめてみたら、実際いりませんでした。
- 時間の節約
- 手間の節約
- 水道・光熱費の節約
- 髪がしっとりさらさらに
トリートメントがないと髪がキシキシするかと思ったら、全然そんなことないです。
シャンプーだけ洗髪の詳しい方法についてはこちらの記事で紹介しています。髪洗うの面倒!って人におすすめです。
うだうだ悩むこと
気持ちの整理をつけるのが上手になってきて、うだうだ悩むこともやめられました。これはかれこれ7年ほどやっているヨガのおかげでもあります。
昔は、起きてしまったことをうだうだと後悔したり、考えてもどうしようもことをくよくよ悩んだりしていました。
最近は、考えてもどうしようもないことに時間をかけるのは無駄!って思考を強制的にシャットダウンすることができるようになりました。
ヨガのおかげでおきた心や体の変化については、こちらの記事で紹介しています。ヨガに興味のある方はぜひ読んでみてください。
自分と誰かを比べること
他人と自分を比較することもやめました。というか、比較しても意味ないなって思うようになりました。
会社員として働いていたころは「あの人は自分より早く出世している」とか「自分はあの人よりも信頼されている」とか色々と意味のない比較をしていたなぁと思います。
でも、そんな比較をしても自分の劣等感が高まるだけなんですよね。
ヨガを始めて、会社員をやめてフリーランスになって、ドイツに移住したら、自然と自己肯定感が高まってきて、自分は自分というシンプルな考え方に至りました。
とは言え、もともと競争意識が高い方なのでこの考えをキープするのは簡単ではありません。なので他人の余計な情報が入らないように、SNSをやめたという事情があったりします。
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会社をやめて海外移住したら人生変わった?
ここ数年で考え方やライフスタイルが大きく変わったことには、私の場合やはり会社員を辞めたことと海外(ドイツ)に移住したことがかなり影響しています。
でも、自分自身で「変わった」と実感するまでにはけっこう時間がかかりました。
自分を変えたくて会社やめたり、海外に来たりする人って多いと思うのですが、実際に自分の性格や生活が変わるまでには、時間がかかるんですよね。
私も、ドイツに来たばかりの時、仕事をしていなくて、知り合いも少なく、まだ現地の生活に慣れていない頃は、考えがネガティブになったり、働いている人と自分を比べてみたり…「このままではいけない!」と焦ったりすることもあったなぁと振り返って思います。
なので、もし自分を変えたいのに変えられない…という人は、焦らずにゆっくり自分を変えていったらいいんじゃないかなぁ。そしたらある日、変わっていることに気づけると思います。
結局今の自分が一番好き
学校やアルバイト、友人などとの人付き合い、恋愛に忙しかった10代~20代前半、ドイツ移住という目標に向かって必死こいて仕事してた20代中盤…
それらを経て20代後半からは、色々と自分らしい生活や自分らしさみたいなものが見えてきたような気がします。
でも、変わったからと言って昔の自分を否定しているわけではありません。結局は、いつも今の自分が一番好きです。
最後ちょっと自分愛を炸裂させてしまいましたが、要するに自分の人生に必要ないと思うことはどんどん削っていった方がシンプルで楽に生きられるんじゃないかなーって思います。
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