こんにちは、ヨガ・ピラティスインストラクターのYuriです。
ヨガインストラクターをしていると、たまに「私はヨガができない」といった声を聞くことがあります。
でも「ヨガができる」ってどんな状態なのでしょうか?
そこで今回は、ヨガのできる・できないとは何なのか、そしてヨガに対する苦手意識をなくす方法について、私なりの考えを紹介します。
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ヨガにできる・できないはない
まず、私はヨガに「できる」も「できない」もないと思っています。そう思っている主な理由を2つ解説します。
ヨガは自分のためのものだから
私にとってヨガは自己満足の世界のもの。自分がこれでよいと思ったらそれでいいし、もっと上手くなりたい、ヨガを深めたいと思ったらそうすればいいのです。
自分のために作る料理と同じ。自分自身で結果に満足できれば、それは「できた」ということになると思います。
だから「上手い」も「下手」もないと思ってます。もともと上手い・下手というのも他者との比較からしか判断できませんしね。
なので、もし自分自身で「ヨガができない」と思っている人は、ヨガに対して苦手意識があるのではないでしょうか。
楽しんだもの勝ちだから
自分のためにやるヨガ。自分で勝手に「私はヨガができない」と思ってしまってはもったいないです。
私のレッスンを受けてくださる生徒さんの中には、私の母・祖母世代や、妊婦さん、男性など様々な方がいらっしゃいます。
年齢、柔軟性なども個人によって異なりますが、皆さん自分のできる範囲でヨガを楽しんでくれています。
インストラクターや周りの人たちと同じようにできなくってもいいんです!自分自身がヨガを楽しむことが大切ですよ。
正しい・正しくないはある
できる・できないはありませんが、1つ1つのポーズを見た時に「正しい・正しくない」はあります。
例えば、伸ばすべき体の部分が伸びていなかったり、足(つま先)の方向や膝の曲げ方が違っていたりなど。
もちろん、体の柔軟性などの問題で100%お手本通りにやることが難しい時もあります。
ですが、お手本通りにできなかったとしても、大事なポイントはしっかりと抑えながらポーズを取ることを心がけましょう。
ヨガへの苦手意識を克服する方法
できる・できないがないとしても、スタジオで大人数でヨガをしていると、どうしても周囲と比較して「自分はヨガができない」と感じてしまうこともあるでしょう。
自分自身で「ヨガが苦手」「できない」と思っている人は、どうすればこの苦手意識を克服できるのでしょうか。
「ヨガやってみたけどイマイチできなかった……」という方のために、いくつかアドバイスをします。
定期的に行う
まず、ヨガ初心者の方はヨガに慣れるまで定期的にやるようにしましょう。
柔軟性を高め、ヨガの効果を実感するためには、最低でも週に1回、できれば2,3回が理想です。
もちろん、毎回ヨガスタジオに通う必要はありません。例えば週1回のスタジオレッスンと、You Tubeなどの動画を見ながらのヨガを週に2回やる、というでもOK。
語学学習やスポーツなどでも同じですが、上達のポイントは地道な努力。まずはヨガを習慣化することから始めましょう!
ヨガのおすすめ頻度については、こちらの記事でも詳しく解説しています。ぜひあわせて読んでみてください。
体のどこを使っているか観察する
「ヨガの時間は自分の頭をシャットダウンして、他のことは考えない」という人もいます。
それはそれで、心や脳の休息になってとても良いものです。最近よく使われている言葉で言うと「マインドフルネス」というやつです。
ですが、ヨガに苦手意識を持っている人は、それぞれのポーズで自分の体のどの部分を使っているかを観察してみてください。
・太ももの筋肉を使っている
・胸が気持ちよく開いている
・腕がピンと伸びている
このようにヨガをしている間の体を観察することで、自分の弱点や苦手な部分が見えてきます。
いきなり完璧を目指さない
いきなり完璧にやろうとせず、自分のペースで楽しむことも大切。ヨガ初心者さんが、いきなり他の生徒やインストラクターと同じようにできないのは当たり前です。
インストラクターと同じようにできなくても、気にする必要はありません。
多くのヨガインストラクターは、生徒として何年かのヨガ経験を積んだ上でトレーニングを受けて、インストラクターになっている人が多いです。つまり、新人インストラクターであっても数年間のヨガ経験がある人がほとんど。
私自身、ヨガスタジオに通ってヨガをする生活が4年ほど続いた後、インストラクターになりました。
なので焦らず、コツコツと練習してヨガに慣れていきましょう。
準備運動をする
ヨガのレッスンが始まる前に簡単なストレッチを行い、体をほぐしておくのも有効です。体が適度に温まり、動きやすくなります。
例えば股関節の柔軟性を高めたい場合には、ヨガをする前に腰周りやお尻、股関節周りの筋肉をほぐしておきます。
冬場は手足が冷えてしまうので、温かいお茶やマッサージで温めておくのもおすすめ。
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自分のペースで楽しんで
ヨガは料理や英語などと一緒で、本人が苦手意識を持っているかどうかが「できる・できない」の違いになっているのだと思います。
苦手意識を持っている方は、具体的に何が苦手なのかを考えて、それが克服できるようにヨガを練習していきましょう。
でも、誰かと比べたり、頑張りすぎたり必要はありません。自分のペースでヨガを楽しみましょう!
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