どう分別したらいい?エコの国ドイツ・ベルリンのごみの捨て方
こんにちは!yuri(↗@omyogaberlin)です。
日本でも地域によって異なるごみの分別方法。誰かに厳しくチェックされているわけではないので、間違っていても怒られたりすることは基本的にありませんが、環境のためにできればキチンと分別したいところ。
私も今までなんとなくで捨てていたのですが、郷に入れば郷に従え、ということで今回は一般家庭でよく出るであろう家庭ごみのベルリンでの捨て方・分別について紹介します!(※地域ごとに異なるので、ドイツの別の地域のお住いの方は”hausmuell entsorgung 地名”とかで調べてみてください!)
なお、今回はこちらのサイトを参考に執筆しています。分別リストなどのダウンロードもできるので、さらに詳しく知りたい方はぜひご覧ください。https://www.bsr.de/hausmuell-19903.php
ベルリンのゴミ捨ての基本
アパートや集合住宅地に住んでいる場合、居住者専用のゴミ捨て場があります。大小様々、色とりどり(たいてい汚れてしまっていますが 笑)のバケツが並んでいて、そこにごみを入れます。回収の頻度や曜日は地域によって異なるみたいですが、基本的にいつ捨てても大丈夫です。
バケツの色別・分別方法
今回は、バケツの色別にそこに捨てて良いものを整理します。
何も書いていない、濃いグレー(黒)のバケツ

一番左のやつ。グレーというより黒に近い
ここには、汚れている、破損しているなど分別・リサイクルのできないゴミを捨てます。
捨てて良いもの
- 衛生用品およびおむつ、ペットのトイレ用の砂
- 食器、鏡、窓ガラス
- 掃除機のごみ
- 汚れた、またはコーティングされた紙、写真、パンフレットなど
- 壁紙、乾燥したペンキ
- 灰
捨ててはいけないもの(別のバケツに入れるべきもの)
- プラスチック製のカップ、ペットボトル、金属および複合材(リサイクルビン)
- 眼鏡、ガラス瓶
- 紙、厚紙
- 生ゴミ
- バッテリー(専用ボックスに)、電気製品
- 汚染物質
- 産業廃棄物、粗大ごみ
グレー(黒)のバケツ以外の、何か書いてあるバケツは分別用です。バケツの色は地域によっては違うかもしれません。
Wertstoffe

中央のオレンジのやつ
- ヨーグルトのカップ、洗剤やシャンプーのボトルなどの、プラスチック類
- 缶詰などのメタル類
- 牛乳パックなど、飲み物のカップ
Papier/Pappe
- 新聞、ダンボール、トイレットペーパーの芯
- 卵のパック
- 紙袋、封筒
汚れていない、コーティングされていない紙類はここに捨てる、という感じでしょうか。
Glas
ここにはワインボトルなどの瓶類を捨てますが、たいてい透明の瓶(Weissglas)か色付き(Wunglas)の瓶かでバケツが分かれています。
Biogut
- 果物の皮、卵の殻、食べ残しなど
- コーヒー、紅茶のフィルター
- 草花
堆肥としてリサイクルできそうなものをここに集めている感じですね。ちなみに、このバケツは私の住んでいるアパートにはありません。
(その他)衣類、靴、ベットカバーなどの布製品
出典:https://www.resorti.de/blog/altkleiderentsorgung/
油などで著しく汚れている場合は一般ごみ(濃いグレーのバケツ)で捨てますが、それ以外のものはリサイクルボックスに入れます。リサイクルボックスは道端やスーパーの前などにあり、次のような状態のものはボックスに入れます。
- 着られる服、履ける靴、きれいな帽子(破れたり、壊れたりしていない)
- きれいなベットカバー、テーブルクロス、その他破れたり小さく裁断されていない布
- 皮のカバン
(その他)粗大ごみ
粗大ごみは日本と同じく業者に依頼して回収してもらう必要があります。捨てる機会がまだないので利用したことはありませんが、ベルリンだとBSRという業者がベルリンのゴミ収集・リサイクル業務を請け負っているようです。
まだ使えるのであれば、eBayやFacebookなどの掲示板で安く売るのも手ですね。捨てる費用もセーブできてWin-Winです。
まとめ
調べて気づいたのですが、私けっこう間違って捨ててました。グラスや紙類はわかりやすいですが、色々とまとめて捨ててしまっていたので・・・気をつけないとですね。
個人的な話で、今家に古い電球があるのですが、これも普通ゴミでなく専用ボックス等に入れないといけないらしいです。(どこにあるんだろう・・・)