ドイツでチップはいくら支払う?日本人が払いすぎないための目安を解説

コーヒーショップでチップは払うべき?

こんにちは、ドイツ在住のYuriです。

日本人がアメリカやヨーロッパなどに旅行に行った際、ホテルやレストランでのチップに困ってしまうことがよくあります。

どれくらい払えばいいのか、必ず払わないといけないのか、などマナー・ルールがよく分からず、とりあえず多めに支払っているという人もいるかもしれません。

そこで今回は、払いすぎ少なすぎを防ぐため、ドイツでのチップのマナーや目安について解説します。

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日本人はチップを払いすぎ?少なすぎ?

ドイツを始めとするヨーロッパやアメリカにあるチップ文化。私も初めはどんなシーン(お店)でどれくらい支払えばいいのかよくわかりませんでした。

実は、チップの適正な額は、国や場所(シーン)で異なります。

同じヨーロッパの中でも、ドイツやフランスなど国が違えば、チップの「ちょうど良い額」は違うので、金額だけで「払いすぎ」や「少なすぎ」を判断するのは難しいのです。

今回は、ドイツのカフェ、レストラン、セルフサービスなどのシーン別での目安を書くので、ぜひ参考にしてくださいね。

ドイツのチップの目安

基本的にチップは「気持ち」であって義務ではないので、お金がなかったら払わなくていいと思います。

ただ、ドイツにはチップを払う文化があることは確かなので、「郷に入れば郷に従え」の言葉の通り、無理のない範囲でその文化に倣うことはある程度必要かなと思います。

ここからは、ドイツでのチップについての私なりのルール(たぶん一般的なルール)について紹介します。

切り上げる

カフェに入って会計が5.5ユーロだったら、6ユーロ払ってお釣りをチップとする場合が最も多いです。

ちなみに会計が6ユーロだったら、ぴったり払います。長時間居座って、ちょっとお店に迷惑かけたかなという時は、7ユーロにします。

会計が10.8ユーロで11ユーロ支払うと逆に失礼、という話を聞いたことがありますが、実際にドイツ人がそのように切り上げて支払っていたのを見たことがあります。

美味しさやサービスに感動して「チップあげたい!」って思ったら、1ユーロか2ユーロくらい上乗せしてあげてください。

カフェかKneipe(居酒屋)などのカジュアルな場所では、このくらいのルールでOK。高級なお店で食事をする時は10%くらいのチップは上乗せするべきだと思います。

割り勘の計算に合わせる

誰かとレストランで食事するときは、割り勘しやすいように切り上げます。

例えば、合計で37ユーロだったら40ユーロにして1人20ユーロずつ、といった感じで計算がやりやすいように切り上げます。

レストランでの会計は、基本的にはgetrennt(別々)でできますが、伝票を置いてったままウェイターがなかなか来てくれないときもあります。そういう時は別会計ができないので、テーブルにお金を置いてそのまま立ち去ることも。

セルフサービスでは不要

オーダーと同時に支払いをするスタンド系のImbissやセルフサービスのカフェではチップは払いません。

チップ用のコップがレジに置いてあることもありますが、別に入れなくても大丈夫です。もちろん、すごくいいサービスだと思ったら50セントくらい入れてもいいかなと思います。

学生は払わなくてもいい?

学生は払わなくていいよ、と昔誰かに言われたことがあるのですが、学生であってもレストラン等のサービスがきちんとしている場所では少しは払ったほうがいいかもしれませんね。

学生かどうかはウェイターからは見えませんし。

まぁ、明確なルールがない気持ちの問題なので、切り上げして少しでも上乗せするとdankeと言ってもらえます。

チップがほぼ強制のケースも

チップと聞くと、親切心や感謝の気持ちをこめて自由に払うイメージがあるかもしれません。

基本的にはその通りですが、観光地などではチップがほぼ強制(=払うのが当たり前)なケースもあります。

私がドイツ、イタリア、アメリカで経験した「強制チップ」について紹介します。

イタリアの無料ウォーキングツアー

観光地などで”Free Sightseeing Tour!”(無料観光ツアー)みたいな広告、見かけませんか?「無料なんてお得!」と思いますが、よくよく考えるとそれなりのクオリティのサービスが無料なわけないんですよね。

以前、ベネチアで無料のウォーキングツアーに参加した時。ツアーの始めにそのツアーがボランティアによって行われていることと、チップをお願いする話がありました。

2時間のツアーでガイドブックに載っていない話なども聞けて、内容的にとても充実していたのでお金を払うことに対して嫌な思いはしませんでしたが、個人的にはそれなら初めから10ユーロなり15ユーロなり金額を提示してくれたほうが現地で「え!?お金いるの!?」と思わずに済んだと思います。

ちなみに、私は10ユーロ払いましたが、15、20ユーロ払っている人もいました。

ドイツの無料コンサート

ドイツでは、ベルリン日独センターが主催する若手音楽家による無料コンサートに行った時に同じような経験をしました。

運営スタッフによる寄付をお願いする話がコンサートの開始前にあり、休憩時間やコンサートの終了後やボックスを持った人達が待ち構えていました。

私はさほどお金を持ち合わせていなかったので10ユーロのみ寄付しましたが、20ユーロくらい寄付している人もいました。

おそらく、チップは払う金額がそれぞれの人の気持ちによるので、明確な金額を提示するよりもお金を集められるのかもしれません。

あるいは、サービスの対価としてお金をもらってるのではなく、あくまで寄付やチップで受け取ることで、節税対策になるのかもしれません。実際、ドイツではレストランなどでウェイターがもらうチップは非課税です。

アメリカ・ハワイの日系美容院

最後はアメリカ・ハワイにある日系の美容院でヘアセットをしてもらった時のこと。

セットが終わって、レジで会計をした時に、レジのお姉さん(日本人)から「チップはいくらにしますか?」と言われました。

おそらく、日系だからとチップを支払わない日本人客が多いため、わざわざこのような聞き方をしたのでしょうが、ちょっと押し付けがましい雰囲気がしました。

ちなみに、会計が終わってサロンを出ようとすると、担当してくれた美容師さんが「チップください」と言わんばかりに出口に立っていたのも、「チップ払えや」感が出てちょっと嫌でした。

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「お釣りはいらない」をドイツ語・英語では?

切り上げておつりはチップとして支払うときは”Stimmt so!”(シュテムツ ゾゥ)と言います。英語だと”All for you”ですかね。

16ユーロ支払いたくて、20ユーロを出す時は”16 Euro”や”Nehmen Sie 16 Euro.”と言うと良いですよ!

チップ=居酒屋のお通し料だと思えばいい

日本の居酒屋で有無を言わさず出てくるお通し。レシートを見たら一般的に300-500円取られていることが多いですね。

特に食べたくもないものを勝手に出されてお金を取られるのが納得出来ないので、私はお通し反対派なのですが、チップもそのようなものとして考えればあまり負担にならないと思います。

むしろ自分で金額を決められるし、いいサービスをしてくれた人のポケットにお金を入れることができるので、お通し代としてお店に支払うよりも気持ちが良いです。

チップは義務ではありませんが文化なので、無理しない程度にそのチップ文化に合わせられるといいですね!

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