ドイツの洗濯機の使い方丨各メニューを解説【日本とちょっと違う】

ドイツによくあるドラム式洗濯機

こんにちは、yuri(↗@omyogaberlin)です。

ホテルやWG、一人暮らしをしている時、洗濯機の使い方に困ったことはありませんか?まずドイツ語で書いてあるし、メニューもいっぱいあるし、もし間違って大切な衣類が傷んでしまったら・・・と考えると自動でやってくれるのに洗濯機の前で不安げに回転を見ることもしばしば(私もそうでした)今回はドイツの洗濯機(ドラム式)の使い方について書きます!

なお、この記事を参考に洗濯を行い、衣類が縮んだなど何かトラブルがあっても責任は負えませんので、実際に洗濯する場合は自己責任でお願いします!

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ドイツの洗濯機の各メニュー

私のお家の洗濯機を例にまずは左側のメニューを時計回りに説明します。

・LÖSCHEN

リセット、取り消しという意味です。電源を入れる時点ではここにセットしておきましょう。

・KOCH-/BUNT WÄSCHE

KOCHは料理、BUNTは色のことなので、熱湯での洗濯や色物の洗濯用のメニューです。それぞれの数字は水の温度を表していて、「*」は水の温度はそのまま(冷たい)水です。ちなみに、このメニューについている「E」は節約モードなのですが、何を節約してくれるのは不明です。

ちなみに、60度のお湯で洗濯するとタオルががっしがしになります!

・PFLEGELEICHT

PFLEGEはケア、LEICHTは優しい、簡単という意味なので、タオルなどある程度雑に洗ってもよいもの用のメニューです。私はこのメニューでシーツを洗っています。

・FEINWÄSCHE

FEINは繊細な、という意味でこちらはおしゃれ着洗い用です。

・WOLLE

WOLLEはウールのことなので、ウール用です。冬物のセーターなどはこのメニューか、FEINWÄSCHEで洗うとよいでしょう。この洗濯機では、WOLLEコースで手洗いマークの着いている衣類も洗濯できます。

・SONDERPROGRAMME

その他のメニュー(上から)

>BRITZPROGRAMM

BRITZとは雷、閃光という意味でお急ぎコースです。これは30分で完了します。お急ぎといってもちゃんと洗ってくれるので、私は普段はこれで十分です。(この洗濯機の説明書には、お急ぎコースでウールの洗濯はできないと記載されているので、大切な衣類は洗わないほうがいいですね)

>NORMAL SCHLEUDERN

SCHLEUDERNとは脱水のことで、脱水のみのコースです。BRITZPROGRAMMだと脱水が不十分なので私はいつももう一度脱水コースにかけてます。これをすると朝に洗った洗濯物が夜にはしっかり乾いています!(部屋干し)

>ABPUMPEN

PUMPENとはポンプする、という意味なのですが、機内にある水を排出するメニューです。たまに排水が上手く行かず洗濯機の中に水が溜まってしまうことがあります。そういった時は洗濯機の中を空にしてABPUMPENすると水が排出されます。

排水が上手くいかない理由の一つとして排水口が毛糸などで詰まっていることがあります。洗濯機の右下か左下に排水口があるので、そこが詰まっていないか確認しましょう。

>STÄRKEN / WEICHSPÜLEN

STÄRKENは強く、WEICHは優しく、SPÜLENは洗うことです。食器用洗剤がSPÜLMITTELと言われます。(MITTELは道具や物という意味です)その下にある普通のSPÜLENでなく、しっかり洗いたい場合やゆるく洗いたい場合に使います。

>SPÜLEN

通常の洗浄→すすぎのコースです。

>EINWEICHEN

EINWEICHENとは浸すことなので、浸け置きコースといったところでしょうか。この洗濯機の場合30度の水で20分間浸し、脱水せずに終了します。洗濯する前につけ置きしたい場合に使います。

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選択したメニューによって変えられるオプション項目

次に右側のボタンですが、これらは左側でコースを選択した後にオプションとして変更できる項目です。左側で選択したコースによって変えられるものと変えられないものがあります。

・VOR-WÄSCHE

予洗い、前洗いのコースで、とても汚れたものなど本格的に洗う前に一回濯ぎます。この洗濯機は30度の水で20分間洗ってくれます。

・1200/650

この数字は脱水時のドラムの1分間の回転スピードを表しています。強く脱水をかけたくない場合、スピードを弱められます。

・SPÜL-STOPP

脱水前の状態でストップすることができるメニューです。最後にすすいだ水に浸された状態で止まります。その後、start/pauseボタンを押すと中に溜まった水が排水され、扉が開くようになります。脱水したくない場合は、これを使うと良いんでしょうね(使ったことはありません)

・WASCH-AKTIV

洗濯のレベルを選択します。INTENSIVが集中、NORMALが通常、KURZが短めなんですが、どうやらこの洗濯機の場合、INTENSIVだと10分プラスされるようです。ただ、NORMALが元々めちゃくちゃ時間が長くて、下手すると1時間~2時間は洗濯が終わりません。(ドイツ人の同居人がNORMALだと洗濯が終わらないって言ってました)KURZでも一律で同じ時間だけ洗濯するのではなく各コースのNORMALの洗濯時間をそれぞれ適切な時間縮めるだけなので、めちゃくちゃ汚れたものを洗う場合以外、KURZで良いと思います。

・WASSERPLUS

洗濯時の水を多めに出してくれるのかと思ってましたが、すすぎの回数を1回プラスしてくれるコースだそうです。洗剤の残りが気になる方や肌が荒れやすい方におすすめだそう。

・START/PAUSE

開始/休止ボタン

ドイツの洗濯機利用時の注意点

この洗濯機の説明書に書いてある内容ですが、どの洗濯機もだいたい同じだと思うので一応書いておきますね。

  • 電源を入れる時はLÖSCHENにセットしておく
  • 間違って選択してしまったときは一度LÖSCHENに戻して、リセットしてから選び直す
  • 洗濯が終わったらLÖSCHENに戻す

洗濯機もそんなに賢くないから、洗濯機が混乱するような真似は止めてね、ってことですね。

基本的な使い方は日本と同じ

洗剤入れて、コースを選んでスイッチ押すだけなので、メニュー選びさえクリアすればなんともないのですが、水の温度など日本よりも細かく設定が組めるので、ちょっと迷いますよね。参考になれば嬉しいです。

最後に、ドイツの洗濯機は基本時間が長めなので、始めて使う場合は時間に余裕を持って利用することをおすすめします。また、使い終わったら扉を開けてカビが生えないようにするのと、洗剤入れの部分も取り外して乾燥させたほうがいいですね!

ドイツの洗濯機のお掃除方法は?

洗濯機は定期的にお掃除しましょう!先日、重曹とお酢を使って簡単にお掃除しましたので、そのやり方をこちらの記事で解説しています。

よかったらぜひ読んでみてください。

【簡単】重曹とお酢で洗濯機をお掃除!やり方と洗濯機を清潔に保つコツ@ドイツ
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