こんにちは、Yuriです。2017年11月からドイツ・ベルリンに住んでいます。
フリーランスとか海外ノマドとか日本にいなくても仕事ができるようになってきた現代、20代で海外移住をする人も増えているようです。
しかし、いざ住み慣れた国を離れて海外に挑戦するのは大きな不安が伴うもの。
そこで今回は、27歳でヨーロッパに海外移住した私が、海外生活のリアルを紹介します!
・海外移住に興味があるけど、20代で移住ってできるのかな?
・女性が海外で一人暮らししても大丈夫?
・海外移住者のリアルな生活を知りたい!
このような悩み・疑問を持つ方の参考になれば嬉しいです。
SPONSORED LINK
そもそも海外移住とは?
海外移住の定義って人によって違うこともあるかと思いますが、今回は次のような意味で話をしていきます。
- 日本での生活(仕事や人間関係など)を整理している
- 生活の拠点が海外にある(現地で生活基盤を整えている)
- 帰国の予定が明確にない
例えば、大学生の交換留学は、日本の生活がまだ残っている状態で期間限定で海外に来ているので海外移住にはあたりません。
日本の会社員の駐在は微妙なところですが、おおよその期間が決まっていることが多いと思うので、こちらも海外移住にはならないと思います。
20代後半(27歳)で女1人でドイツに移住
私がドイツに来たのは2017年11月。27歳の時でした。そこから現在に至るまでの経緯はざっとこんな感じです。
- 2017年11月:ワーキングホリデービザでドイツに渡航
- 2018年4月~:ヨガインストラクターとしての仕事を始める
- 2018年9月:フリーランスビザに切り替え
今は、フリーランスのヨガ・ピラティスインストラクターとして仕事をしています。私の詳しいプロフィールはこちらでも書いているので、よかったら見てみてください。
アラサー女性の海外生活4年目のリアル
私の周りには移住して10年、20年という大先輩がいるので、その方々から見たら私はまだ移住初心者。
私自身、まだ完璧に「移住した」という感覚はあまりなく、むしろこれからも住み続けられるように頑張ろう!という気持ちです。
海外生活ってなんとなくおしゃれなイメージがありますが、4年も住んでると普段の生活はけっこう地味。自分から選んで海外に出てきたのに、日本が懐かしくなることもよくあります。
ちなみに、海外に住んでるからこそわかる日本の良さもたくさんあります。日本の良いところ勝手にベスト10を作ってみたので、よかったら見てみてください。言い換えれば、海外ではベスト10にあるような快適さはなくなる可能性があるので注意です!
女性の一人暮らしは安全?
女性の場合、特に海外で一人暮らしすることに本人や家族が心配することもあるでしょう。
これについて、一人で海外に住み始めた私の意見はこんな感じ。
- ある程度の危険は気をつければ防げる(危険は向こうからやってこない)
- インドなどの一部の国では注意(先進国なら基本的に大丈夫)
大切なのは、危険な場所や治安が悪い場所があったとしたら、そういった場所には近づかないようにする意識です。
夜遅くに人気のない暗い道を歩いていたら、それは日本でもどこでもある程度危険でしょう。不安なら夜遅くには1人で出歩かない、なるべく人が多い場所を選んで歩くなどの対策を取ればいいのです。
SPONSORED LINK
ドイツは海外移住におすすめ?
私がドイツを選んだのは、子供の時に住んでいたことがきっかけですが、そういった経験がない人にもドイツは海外移住先としてわりと人気があるそう。
「移住先としてのドイツ」について、移住者としてメリット・デメリットをざっとあげてみました。
ドイツの良いところ
- 社会保障がわりとしっかりしている
- 緑が多くて住みやすい
- ドイツ人はあっさりした性格なので、人間関係が楽
- 食べ物(特に野菜・果物)が安い
ドイツの悪いところ
- ドイツ語しか通じない場所がある
- 日本から遠いので帰国したい時に面倒
- 都市によっては魚がほとんどない
20代の海外移住をおすすめする4つの理由
20代での海外移住は難しそうなイメージがあるかもしれませんが、20代だからこそ挑戦すべき理由もあります。
移住のハードルが低い
多くの国でワーキングホリデーの制度があるので、それを利用してとりあえず期間限定で住み始めることができます。
ワーキングホリデーはたいてい31歳の誕生日がくるまでが申請期限なので、それ以上の年齢の人は、別のビザ(語学学校、フリーランスなど)を取る必要があります。
仕事の選択肢が多い
海外での生活はビザ(滞在許可)があって初めて成立しますが、ビザがあれば何でもやっていいわけではありません。
例えば、ドイツでは語学学校ビザに就労許可はついてないので、バイトができません。フリーランスのビザも、初めは職業の制限がついていることが一般的。
一方ワーキングホリデービザは、就労許可がある上に、職業の制限がないので何でもできます。「将来は本業の仕事で生活していく予定だけど、初めはバイトして生活費を稼ぎたい」ということができるわけです。
失敗してもやり直せる
人生は一度きりなので、できるだけ失敗したくない気持ちはあるでしょう。でも、20代の失敗はやり直しのチャンスが十分にあります。
「30代半ばで全てを捨てて海外に来た」というとかっこよく聞こえますが、そんな崖っぷち感のある海外移住なんて、それこそ失敗したらどうしようもありません。
「ダメだったらまた日本に帰って就職すればいいや」って思いながら移住できるのは、20代だからこそだと思います。
生活費があまりかからない
20代は30代、40代に比べて生活費がそんなにかからないのもメリット。
特に保険料は年齢と共に上がっていくケースも多いので、30代、40代だとけっこう払わないといけなくなるかも。
他にも、一人暮らしじゃなくてシェアハウスに住んだり、貧乏旅行したり、まだ贅沢することに慣れていない分、多少生活を切り詰めてもそんな苦にならないと思います。
海外生活って一体どれくらいの費用がかかるの?については、こちらの記事で詳しく解説しています!
20代で海外移住に挑戦する際の注意点
私は運良くドイツでまだ住み続けられていますが、全員が全員、海外移住を成功させられるわけではありません。
私の友人・知人の話を元に、海外移住の注意点をいくつか紹介します。
帰国するタイミングを見失いやすい
海外にいると「日本にいたくない」という理由で移住してきた人たちに定期的に会います。
そういう人は、移住のモチベーションが「現地で◯◯をやりたい」といったポジティブなものではないので、とりあえず海外に来てみたものの何をすればいいか分からない、となることもしばしば。
結局、だらだらと居続けて帰国するタイミングを見失ってしまうことがあります。
スキルが身につかないかも
日本人が一定数いるような都市では、日本食レストランや日系のラーメン屋さんなどでバイトすることができます。
そういったところでバイトして、生活費を稼ぎながら本業も頑張る、という形ならいいのですが、バイトがメインになってフリーターのような生活を送っている日本人もいます。
何をするかは個人の自由ですが、わざわざ海外まで来てなんで日系の店でバイトしてるの?という点は疑問です。
SPONSORED LINK
まとめ:20代前半~で移住を成功するのはこんな人
最後に20代での海外移住を目指している方に向けて、移住成功のポイントをまとめます。
- 現地でやりたいこと・目標が明確にある
- 現地の言葉がある程度できる、または勉強する意思がある
- ある程度の貯金がある
- 帰国するタイミング・基準を決めておく
海外移住で大切なことは、こちらの記事でも詳しく書いていますので良かったら読んでみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
コメント