ドイツで歯列矯正②半年経過!八重歯の様子・費用・保険について報告

2020年1月末から歯列矯正を始めて、半年くらいが経過しました。口の中のモゴモゴ感にも慣れ、今では「矯正始める前って口の中どんな感じだったっけ?」という感覚です。

矯正を始める前は食事や費用のことなど色々と不安もありましたが、やってみると意外と大丈夫。少しずつ変わる歯の様子に「やってよかった」と思っています。

今回は、半年経過した現在の様子歯列矯正の生活、またこれまでにかかった費用について私の経験を紹介します。

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歯列矯正を開始して半年後の八重歯の状態

歯列矯正を始めて約半年…記録用に定期的に写真を取っています。写真が美しくないのでここでの紹介は控えますが、少しずつちょっとずつ動いています

私が矯正を始めたきっかけは、中学生くらいからある八重歯。親知らず以外は抜歯せずの矯正なので、歯の動く距離が長く時間がかかり、予定では2年と言われています。

始める前は「半年くらいで八重歯なくならないかな~」って期待してたんですが、まだ八重歯はしっかりあります。八重歯を収めるためのスペースを頑張って作っているところです。

矯正を始めるまでのクリニック選びや準備については、歯列矯正シリーズの第1段で紹介しています。保険についても書いているのでぜひ読んでみてくださいね。

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半年経過した素直な感想

今の率直な感想は、思ってたより痛くない思ってたよりも変化がないです。

すでに歯列矯正を開始・終了された先輩方のブログを見てみると、調整後は痛くて食べられないということがよく書かれていたので、けっこう不安でした。

実際、調整後は痛むことがありますが、それも2日くらい経てばおさまり、それ以降は特に痛みもなく食事ができます。痛さを実感している方は、ちょっときつめに矯正器具を締めているのかもしれません。

痛みがないからか、変化もけっこうゆっくりです。開始当初は「どこが動いたかな?」と写真や鏡でチェックしていたけど、最近はそれも面倒になってやめました。

こんな感じて放っておいたら、気がついたら八重歯がなくなってた!って状況になったらいいな。

歯医者には6週間に1回ペース

歯医者には6週間に1回のペースで行っています。通院の度に、次回の予約を取っていく感じです。

口の中をチェックして、ワイヤーを止めている輪っか(ゴム)を交換してます。本当にちゃんと見てんの?ってくらい毎回あっさり終わります。

矯正中の食事で困ること

痛みはないとは言え、矯正をしていると食べづらいものもあります。おせんべいとか硬いものやお餅・キャラメルなどのねばねばしたものは食べられないんだろうな、というのは予想していたけど、それ以外にも色々と困ることがありました。

食べるのが遅くなる

全体的に食べるスピードが遅くなりました。あんまり口いっぱい食べ物を頬張ることが難しい(噛みづらいから)ので、一口が少なくなってしまうんですよね。食べるたびにワイヤーに食べ物が引っかかるので、それも水などで流しながら食べないといけません。

ちなみに、食べるスピードは落ちても食欲は変わらないので、時間をかけてもりもり食べてます。

かぶりつけない

大きな口でかぶりつくことができないので、何でも一口サイズにしないといけません。そういえば、調整後で歯が痛い時は薄めのトーストをかぶりつくのも大変でした。

大きめのサンドイッチなど歯で食いちぎる系も苦手。他の方のブログで「焼き肉は一口サイズに切りたい」というのを読みました。歯列矯正してから焼き肉食べてませんが、その気持ちがわかるような気がします。

外食・食べ歩きが苦手

食べ物がいちいちワイヤーにひっかかるので、外食や食べ歩きが苦手です。

誰かと一緒に食事をする時も、歯に食べ物がついていないかちょっと気にします。水などの水分がないと食べるのを躊躇するので、買い食いすることはかなり減りました。

矯正器具の着色

私は表側のワイヤー矯正で、歯のつけている金具は金色のものです。サンプルで見た時にザ・矯正!っていう感じの銀のワイヤーよりも目立ちづらく、値段が銀のものを変わらなかったので金色にしました。見た目もけっこうかわいかったし。

ただ、ワイヤーを固定する輪っかのゴムは透明なので、カレーなどのスパイスで着色しちゃうんですよね。クミンの着色パワーが強いので、カレー以外にもファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)も食べるのは調整前にしてます。

とは言え、着色については仕方ないし、遠目で見たらさほど目立つものでもないので、さほど気にしてません。

食べづらいもの

矯正を始めてから気づいた、食べづらいものはこんな感じ。

  • 繊維の多い葉物野菜(特にほうれん草)
  • ハード系パン(フランスパン、バケットなど)
  • 口の中で弾けるもの(ミニトマト、マスカットなど)
  • 粘り気のあるもの(ドライフルーツなど)

ミニトマトが食べづらいことは意外でした!トマトを食べる時は半分に切って食べてます。

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これまでの費用

さて、気になるお値段ですが。歯列矯正ブログの第1段でも書いたのですが、私のクリニックでは請求書は3ヶ月に1回、対象の期間中の施術分の請求がきます。

請求書が着てから始めて支払いをする(銀行振込)ので、クリニックの窓口で支払うことはありません。ここが日本とドイツの大きな違いですね。

初回のカウンセリングなども含めて、これまでに支払った額は約20万円です。そのうちの6割くらいが矯正開始日の施術分(器具の取り付けなど)でした。

保険の適用範囲

ドイツでは、治療費の支払いは次のような流れで行います。(プライベート保険の場合)

送られた請求書を元に、いったん全額を銀行振込で支払い、請求内容を保険会社のアプリを通じて連絡。後日アプリを通して保険会社から負担額の連絡があり、保険会社の負担分は銀行口座に振り込まれます。

これまでにかかった治療費のうち、保険で下りたのは約65,000円。私の場合、現時点で全体の約30%が保険でカバーされています。

ただし、大人の歯列矯正のサポートの有無は、ドイツでも保険によって異なります。また、私の保険では歯列矯正の治療費負担額に限度があり、これからもずっとこのペース(30%)でカバーされるわけではない予定です。

とは言え、日本では全額自己負担であることを考えるとかなりありがたい。

ドイツでの保険加入については、ブローカーで通して行いました。こちらの記事で紹介しているので気になる方はぜひ読んでみてください。

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早くまっすぐできれいな歯になりたい、という気持ちはありますが、焦ってどうこうなる問題でもないので、気楽に矯正生活を楽しみたいと思います。

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