ベルリンで3年間のフリーランスビザを取得！
2017年11月ワーキングホリデーでベルリンに渡り、先日無事ヨガインストラクターとしてのフリーランスビザ（3年間）を取得しました。
ビザの準備まとめについては別記事で紹介しているので、今回はフリーランスビザ申請に必要な保険についてシェアします。
ビザ申請のために用意しなければいけない書類の中で、この保険は個人的に最も苦戦（迷走）しました。
とはいえ、確実な情報が然るべき機関から明示されていれば全く難しくない保険加入なので、私がなぜ最も苦戦したのか、事の一部始終をちょっと愚痴も込めて書きます。
フリーランスビザのための保険で悩んでいる方の助けになれば幸いです。
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結論：最初のフリーランスビザ申請は旅行者保険で可
色々とありましたが、結果としてCare Concept社のCare Expatriateという旅行者保険（＋自賠責保険）で申請し、その保険でビザ発行してもらいました。
ただし、外人局にて当日「この保険ではなく、ちゃんとした保険に入ってね」と言われたので、フリーランスビザ申請のために加入したCare Expatriateは早速解約して、現在「保険の窓口」的なサービスを利用して保険選定を行っているところです。（ワーホリの時に入った保険があるので無保険ではありませんよ！）
フリーランスビザ申請のために本来満たすべき保険の要件
外人局のビザ申請に関するページには、保険に関する補足資料（英語、ドイツ語）があります。
あまりちゃんと読んでいませんが、要するに旅行者保険は不可でドイツ人も加入するような「ちゃんとした保険」が必要ということです。
結論に至るまでの流れ
混乱しません？
外人局のHPには「旅行者保険は不可」と書いておきながら、ビザコンサルタントや他の人達のブログには「旅行者保険でも可」と書いてあるんです。
旅行者保険の加入はネットでさくっと出来て簡単ですが、それで当日ビザをもらえなかったら嫌だな、と思い試行錯誤しました。
プライベート保険への加入申請
まず、とりあえずプライベート保険への加入申請をとりあえずやってみました。
ですが、申請後に電話で「保険加入のためには最低2年間のビザが必要。ビザが下りてから申請して」と追い返されました。
ちなみに、そのように言われた時に「でもビザのために保険が必要なの」と言ったら「じゃあ他の保険を探すことね。わかんないけどアリアンツとかいけるんじゃないの」と適当に返されました。
大使館へ電話→対応に憤り
ビザのために保険が必要
保険のためにビザが必要
以前外国人の友達が、日本で携帯を契約しようとしたときに「携帯を契約するために日本の銀行口座が必要で、銀行口座を開くためには携帯番号が必要」と言っていたのを思い出しました。
しかし、この問題はきっと私だけに起きているものではないだろう、と思いベルリンの日本大使館に電話してみました。
大使館がこの問題を把握していて、何か解決案を持っているだろうと期待してのことでした。
結果として、いらいらしただけで終わりました。
電話口で事務っぽい女性に言われたことは以下の通り。
- ビザがなくても入れてもらえる保険を片っ端から探すしか無いのでは？
- 大使館ではそういった情報は扱っていない
- 自力で頑張って
終始他人事と思っているような態度に大使館って何のための機関なんだっけ、と憤りを感じました。
ビザコンサルタントへ問い合わせ
色々とリサーチしているうちに辿り着いたビザコンサルタント（日本人）にもメールで本件について問い合わせしました。
回答としては「初回のフリーランスビザ申請は旅行者保険でも可。ただし100％ではない」
だから！私は100%の情報を探してるんです。初回のフリーランスビザ申請は旅行者保険でもOKな時がある、ということはすでに知っていました。
仕方ないですよね、100％OKなんて書いてしまって仮にダメなケースが出てきたら、責任とか取れないですから。予防線を張っておくのは理解できます。
もういいや
ここまで色々とやり取りした結果、だんだんどうでも良くなってきました。
他の書類の準備もあるので、一旦旅行者保険で申請し、当日外人局でダメと言われたらその時に考えよう、と悩むのをやめました。
結果、旅行者保険でもビザが下りました。
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保険加入はビザ申請日直前がおすすめ
フリーランスビザ申請のために旅行者保険に加入しましたが、ビザが下りたら正規の保険に入るため、その旅行者保険は必要なくなります。（3年後のビザ更新時には、今度こそちゃんとした保険が必要）
そう見越して、Care Expatriateの加入はビザ申請日の1週間前に行いました。
Care Concept社では、契約締結から14日間はクーリング・オフ期間で保険の解約ができるため、ビザが下りたら解約し、正規の保険に切り替えるためです。
ビザが即日発行されなかったら、という不安はありましたが結果として即日で3年もらえたので問題ありませんでした。
まとめ
今回の一件で、大使館が信用できないことをわかったのですが、そもそも外人局のHPに「初回は旅行者保険でもOK」って書いてくれればいいのに、と感じました。
色々と迷走している間にドイツ人の友人にも相談したのですが、その子も「役所って融通効かないよね！」と彼女の体験談を話してくれたりして、2人で「これがドイツだね」と共感していました。
フリーランスビザを取得するまでに準備したことや書類はこちらで詳しく紹介しています。
コメント
[…] 苦戦した内容は別の記事（参考：ドイツ・ベルリンのフリーランスビザ申請の保険について）で愚痴も含めて書くとして、結論として利用したのはCare Concept社のCare Expatriateです。 […]