【インドヨガ日記】RYT200ヨガ留学INリシュケシュ~トラブル編~

フルーツスタンド

2017年8月~9月の4週間、ヨガの聖地インド・リシュケシュにてRYT200のヨガインストラクターの資格を取ってきました。

とても貴重な経験ができたのですが、またもう一回行く?と聞かれたら実はしばらく遠慮したい気分なのです。

インドは日本と違ってまだインフラなど整っていない面がありますし、文化や人々の考え方も違います。仕方ないといえば仕方ありませんし、それらの違いを覚悟した上でインドに渡航したのですが、それでもやはり私にそう思わせた、インド滞在中のトラブルを紹介します。

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当然ながらふっかけられるオートリキシャ

オートリキシャ

オートリキシャ

滞在のほとんどを過ごしたリシュケシュでは基本的に徒歩圏内しか移動しなかったのですが、(寮と学校は隣同士、よく行くカフェも学校から50mくらいの距離)デリー内やデリー⇔リシュケシュは車かオートリキシャを利用していました。

外国人ってバレバレなので、オートリキシャの値段交渉は当然ながらふっかけられます。デリー滞在3日目、きれいな場所に行こうと思い、近くの大きなショッピングセンターに行ったのですが、相場100ルピーで移動できる距離を行きは150、帰りは250ルピー払いました

100ルピーは当時の相場で日本円で200円なので、数百円で移動できるなんて(ショッピングセンターとホテルは10kmの距離)日本と比べたら安いです。

それでも外国人だからってお金持ってるわけじゃないし、こちらとしても物価の安い所だからといって無駄に払いたくないし、値段交渉ってめんどくさいなーって思いました。

買い物では値切れることが多かったのですが、タクシーなどの値段交渉は相手は頑なに下げてくれませんでした。まぁ、あちこちにオートリキシャあるし、みんな暇そうだからあまり儲かる商売ではないのでしょうね。

ちなみに、一緒にヨガを勉強したクラスメイトでインドの女性が居たのでこの話をしたら、インドの方でもふっかけられることはあるそうです。

そんなときは「高い値段を言ってくるから助けて」と周囲に助けを求めると良いそうです。

あと、これは昔インドネシアに住んでいた兄の話ですが、どこかに移動するときは何人かのドライバーを集めて競争させて値段を下げさせるそうですが、これは上級テクニックですね。

乗ったけど、ちゃんと着くの?という不安

交渉成立して乗ったはいいけど、ドライバーが行き先を理解しているかどうかはかなり怪しくて(たいていのドライバーは英語が使えない)、どっか変なところ連れて行かれたら・・・という不安で現地に着くまでかなり不安でした。

川事件

ショッピングセンターからホテルまでの帰り道、値段交渉のときに私が「高いわ!」って言ったらドライバーが雨がどうのこうの、って言ってたんですね。確かに雨は降ってましたがそのときは小雨だったので、何の事を言ってるのかわかりませんでした。

その後、行きよりもさらに100ルピー高い値段で交渉成立させて(高いけど明るい間にホテルに帰ることが最重要と判断したので)ホテルに向かううちに、ドライバーの言っていたことがわかってきました。

インドと思えないショッピングセンター

インドと思えないショッピングセンター

どうやら私がショッピングセンターにいた間、雨はかなり降っていたようで道路のあちこちに小さい池が出来ていました。

それでも一応舗装されている大通りは池で済んだのですが、舗装されていないホテルの前の道は川になっていました。(本当に川みたいだった)

川の手前でドライバーが「ここまでだ」みたいなことを言っていたのですが、くるぶしからふくらはぎくらいの深さがある川の中を歩いたら靴がズブ濡れになるし、かといって裸足で歩いたら牛の糞とかガラスとか踏んだら嫌なので、私はオートリキシャを下りず「何言ってるの、まっすぐよ!まっすぐ!」とドライバーを川の中進ませ、ホテルの前まで戻ってきました。

約束通り250ルピー渡すと「足りない」的なことを言って騒ぎましたが、こちらもこれ以上払う気がないし、日本人をナメられては困るのでそのままホテルの中に入りました。

運転が命の危険を感じるレベルで荒い

インドには交通ルールとかありません。車線は目安。3車線のところでもスペースがあれば4台でも5台でも並走します。

信号は基本なくて、スピードは出しまくり。鳴り止まないクラクション。衝突・接触事故未遂は当たり前。

とりあえず事故を起こす気はないようですが、安全運転という概念はなく「いかに他の車を追い越して目的地に早く着くか」という点を重視しているようです。

インドの人はそれで慣れているのかもしれませんが、私としては気が気じゃない。

誰かに接触されるのはまだOKだとして、もし自分が乗ってる車が誰かを轢いてしまったら・・・と考えると不安で移動時間中は長時間であっても眠るなんてできませんでした。

余談ですが日本に帰ってきた時、タクシーに乗ってその静かさに感動しました。ゆっくり止まるし、クラクションは鳴らないし。日本のタクシーってレベル高いな、って思います。

来ないタクシー

インド人って適当なんです。道を聞いたら全然違うところ指さすんですけど、彼らに悪気はなくて「助けてあげたい」という気持ちで知らないけど勘で答えるんですね。

まぁ、そういったこともあって彼らの言ってることって信用できないんです。リシュケシュ→デリーの移動の車が朝9時に来る予定がなかなか来ず、11時くらいの時点で「着いた」と連絡があったのですが車は見えず、結局来たのは13時でした。

リシュケシュは山に囲まれたところにあり、くねくねとした山道を超えて来なければならず、天気も悪かったので多少の遅刻はわかりますが、どうやったら4時間も遅刻できるか理解できません。

この件についてはツアー会社の担当者も「ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません」と謝ってくれましたし、彼らに非があるとは思っていませんが、11時の”着いた”連絡なんだったんでしょうね。

4時間遅れるんだったら昼ごはん食べるなりカフェでのんびりするなり最後のリシュケシュでの時間を楽しめたのに、今か今かと車を待ってる間に昼食を食べられないまま出発することになりました。

rishikesh-in-rain

雨の日はガンジス川も濁ります

車が壊れそう

4時間遅れでやっと来たタクシー。横殴りの雨が降っているのに窓が全開で車内はびしょ濡れ。運転手はsorryの一言もなし。徹夜で運転してきたのか顔の表情がなんかおかしくて、正直乗りたくなかったのですが他に選択肢もありません。

これまでのリシュケシュ滞在の楽しい思い出が最後の最後で台無しだなーと思いながら出発。でも大変なのはここからでした。

乗っている車はブレーキをかけるたびに変な音がして、私は免許持っていないので車のどの部分がその音を発しているのかわかりませんでしたが、大事なところでブレーキかかるよね?ってめちゃくちゃ怖かったです。

その後ブレーキは直してくれたみたいですが、次はタイヤがパンク。予備のタイヤをドライバーが道路脇で自分で変えてました。

死んでもおかしくないな、と思いました。

そんなストレスを抱えて10時間移動した結果、翌日体調を崩してしまいました。(私の友達は次の早朝にインドからモルディブに移動したのですが、その子も飛行機の中で気分がかなり悪くなってしまったようです・・・)

たぶんストレス+脱水が原因なんだと思います。10時間の移動で休憩1回だけ取ってないし、寝れなかったし。

インドのレストラン

リシュケシュ→デリーの休憩で寄ったレストランでのご飯

両替レートすら値段交渉

両替レートなんてインドと日本の国の問題だろ!って感じなんですが、空港は固定でしたが街の両替屋はレートが交渉制。最新のレートを確認しておかないとそれが良いのか悪いのかわからないので注意しましょう。

新生銀行のカードはインドでも使えるのですが、ATMがあんまりなかったり、ATMの中にお金がなかったりで引き出せないことがあるので、現金両替が一番手っ取り早いです。

まぁ、でもこの問題は移動のストレスに比べたらかわいいもんですね。

全てを「インドだから」で片付けられるか

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デリーの鉄道駅(乗らない人も多いんだろうな)

こういった経験はインドならではなので、これも含めて旅と言えるのかもしれません。

ただ、レストランでオーダーを間違えられて違う料理が出てくる(よくある)とか、買い物でふっかけられて通常より高い値段で買う(じゃあいいよ、って立ち去ろうとすると急激に値段が下がる)は「お金の問題」なので許容できますが、移動に関するトラブルは「安全(命)の問題」なので避けたいところです。

「安全の問題」は、私はある程度お金で解決できると思っています。

例えばちょっといいホテルに泊まる、日本の旅行会社等を通じてタクシーをチャーターする、夜ご飯はホテルで食べるなど。トラブルを除けば面白い国なので、次回行くことがあれば贅沢旅にしようかな~と思います。

幸い、最後にデリーの空港に向かう用の手配してもらったタクシーのドライバーは英語がちょっと話せて安全運転でけっこう信頼できたので、彼には最後チップを渡しました。インドでも何かにつけてチップを要求されますが、やはり気持ちのよいサービスでないとエクストラで払う気持ちは起きないですよね。

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