2017年8月~9月の4週間、ヨガの聖地インド・リシュケシュにてRYT200のヨガインストラクターの資格を取ってきました。
初めてのインドで不安でしたが、インドでのヨガ留学はとても楽しく、日本で絶対経験できない体験ができました!そこでの経験は私の人生の特別な思い出です。
本当は生活編でインドでの生活について書こうと思ったのですが、書き始めるとトラブル系がいっぱい出てきてトラブル編を先に書いてしまいました。今回は愚痴なしのインドライフ編!食事や気候や街の雰囲気などを紹介します。
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リシュケシュはベジタリアンの街
リシュケシュはヨガの聖地として有名ですが、すごいのが町全体がベジタリアンなこと!酒、肉、魚が手に入りません。ミルクや卵はあるので、カフェではオムレツやチャイが飲めます。
でもヨガをやっている人は厳しめのベジタリアンが多く、私が通っていたヨガの学校の先生はアメリカの方のお土産でもらったチョコレートを「ミルクが入っているから食べられない」と言っていました。多くのカフェで牛乳をソイミルクに変更できるので、そのへんはさすがベジタリアンの町!
ちなみに、リシュケシュは田舎なのでゴミゴミしてないし、牛の糞などもお店の人がちゃんときれいに掃除しているので町はきれいでした。
たんぱく源は豆
学校の食事は卵もミルクもないベジタリアン食で、日々の食事は豆、野菜の2種類のカレー、蒸し野菜、お米、生野菜、チャパティ(ナンよりも薄くてクレープより厚い、全粒粉の食べ物)なので、豆が貴重なタンパク源です。
バイキング形式で自分が食べる量をよそうことができるのですが、毎日3時間ヨガをやりタイトなスケジュールで動いている体にとっては豆だけでタンパク質を接種するには足りなくて、筋肉増強や疲労回復のためにゆで卵とかあったらよかったなぁ、と思います。
アシュラムのご飯はまずくはないのですが、基本的にカレーなので味はいつもだいたい同じです。
一度、カレー味じゃないケチャップっぽい味付けのマッシュルームが出てきたことがあって、みんなテンションが上がっておかわりしていました。
左上の蒸し野菜は塩味なのですが、たぶん塩の入れ具合が適当で、ある日は薄かったりある日は濃かったり、単品で食べるのはイマイチだったのでカレーに混ぜて食べてました。あと現地のお祭りのときは甘いおかゆのようなデザートもあって、それは美味しかったです!
余談ですが毎日カレーを食べるので歯ブラシは3日で真っ黄色になり、歯も黄色っぽくなりました。(帰国後に歯医者さんに行ったら「仕方ないですね」と言われました)
リシュケシュのおしゃれなカフェ!
リシュケシュはデリーから280km離れている、ヒマラヤ山脈とガンジス川に囲まれた小さな町です。そんな田舎町でこんなにおしゃれなものが食べられるなんて!!!!しかも美味しいチャイは30ルピー(約60円)、ヌテラたっぶりのパンケーキは150ルピー(約300円)、ピザやサラダも安く食べられます。
味はお店によって味付け濃いかな~って思うこともありますが、基本的に美味しいです。日曜日も含めて朝・昼・夜全て学校で食べられますし、月~土曜日は外食する時間があまりないので日曜日のカフェごはんは毎週の楽しみの一つでした。
フレンドリーな人達
デリーではオートリキシャの値段をふっかけられたり、アーグラ(タージマハルがある都市)ではお土産屋の呼び込みがひどくてうんざりしましたが、リシュケシュの人達は穏やかな人が多くてとても落ち着きます。
何回か行くと顔を覚えてもらえるので「ハローフレンド!」と言ってもらえます。笑顔で挨拶してくれると元気になるし、自分も自然と笑顔になります。リシュケシュを離れるときは寂しそうな顔をしてくれたので(常連が1人減るからかもしれないけど)、いい出会いだったなぁと思います。
フルーツスタンドのザクロジュースがめっちゃ美味しい!
学校の向かいにフルーツスタンドがあり、新鮮はフルーツがいつも食べられます。朝5時に起きて、朝ごはんが9時頃なので毎朝授業の前にバナナを食べていました。あとはココナッツが美味しくておやつによく食べていました。
その場で絞ってくれるフルーツジュースも100円位で飲めて、私のお気にいりはザクロジュース!キウイみたいな甘酸っぱい味でハマります。インドに来た頃は屋台のフルーツスタンドで食べるなんて!!!と警戒していましたが、案外大丈夫でした。
電気もWifiもあるけど不安定
Wifiはあるだけありがたいです。リシュケシュは世界中からヨギー・ヨギーニが集まる観光地としても一面もあるので、多くのカフェでWifiが使えます。(Wifiの看板があっても飛んでないお店もあります 笑)
ただ、電気もWifiも不安定なので、雨がたくさん降ったりすると不通になります。リシュケシュ2日目の夜、カフェから帰る時に突然雨が降ってきて、走って寮に着いた途端停電。。。次の日の昼くらいまで復旧しませんでした。
天気が良くても停電することが多々あるので、お昼にいきなりフッと止まるとファン(天井の扇風機)も切れてしまうので授業中にそれが起きると暑かったです。
青くならなかったガンジス川
毎年5月から10月くらいは雨季で雨がたくさん降るのですが、9月は雨季の終わりでそこまで雨はひどくありませんでした。
それでも雨季に降った雨でガンジス川が濁っていて、帰る頃には青い美しいガンジス川が見られるかと期待していたのですが、残念ながらリシュケシュ滞在の最後の2日間にばっちり雨が降って、始めも終わりも灰色のガンジス川でした。
リシュケシュは買い物天国
食事も出るし、そんなにお金使わないですよ~と言われていたのですが、結果けっこうリシュケシュでお金使いました、買い物で。
かわいいピアスとかアクセサリーがいっぱいあるんです。一つ一つが300円くらいなので300均感覚でいろいろ買ってしまうんですよね。学校の近くにお気にいりのお店があって、ちょっと覗くと何かしらを買ってしまいます。
ついつい買ってしまう別の理由として、お店の人達がいい人なんです。法外な値段を言ってくることないし、何点か買って「まけて」って言うと50~100ルピー(100円~200円)くらいまけてくれて、気持ちよく買い物できるところも良かったです。
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ガンジス川は入るな危険?
インドの人にとってのガンジス川は、日本人にとっての富士山のような特別な存在です。ガンジス川は生と死の両方を司っていて、死体をガンジス川に流すことでも有名です。
幼い頃からインドの衛生環境に慣れている現地の方ならともかく、清潔過ぎる国・日本に暮らす人達にとってはガンジス川に入るとお腹を下したり病気になったりする可能性があるので、入るのであればそれ相応の覚悟が必要です。
ただ、リシュケシュは山の上流にあって水がそこまで汚れていないので、入っても大丈夫だろう!ということで、入ってきました。
ただ、学校の先生にも言われたのですがガンジス川は深さがいきなり深くなるところもあるので、入るときは足場がしっかりしているところか、持つ用に設置されているチェーンから手を離さないよう言われました。
私は残念ながら機会がなかったのですが、リシュケシュではガンジスでラフティングも出来ます。ただ、ラフティングって基本川に落とされるのでそれで水を飲んでしまう可能性もあるので自己責任で。
結論:リシュケシュはめっちゃいいところ
デリーは都会で交通量も多いしガヤガヤしてて疲れるけど、人と町がのどかなリシュケシュはもう一度行きたい場所です。ただちょっと遠いんですよね。一応空港もあるみたいなので次は飛行機か、時間通りに来なさそうだけど電車で行くと思います。
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