同棲生活を始めてみたけど、料理や掃除などの家事の分担で彼氏や彼女にイライラしたり喧嘩することはありませんか?
私も同棲を始めたばかりの頃は「なんか私ばっかりやってない?」「もっと相手にもやってほしい」とストレスを感じたりすることもよくありました。最近は適度に手を抜きながら、協力しながら2人でやっています。
そこで今回は、同棲の家事分担のポイントや負担が大きくてイライラする時の対処法を私の経験を元に共有します。
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同棲の家事分担でイライラしてしまう理由
楽しいはずの同棲なのに、いざ始めてみたら家事分担や価値観の違いでイライラしてしまうことが多い…なんてことありますよね。
本当は争いたくないのに、どうしても不満が出てきてしまう、という人は、まずなんで自分がイライラしているのかを考えてみましょう。
彼氏(彼女)が家事をしてくれない
よくあるイライラの原因が、彼氏(彼女)が家事をしてくれないケース。私もこのイライラがありました。
他には、言えばやってくれるけど言うまでやらない(主体性がない)ケース、彼氏(彼女)が家事をやるものだと思いこんでるケースなどもこれに当てはまると思います。
彼氏(彼女)が頑張りに気づいてくれない(感謝してくれない)
家事をやること自体は嫌ではないけど、やったことに対して感謝してくれないのはやっぱり寂しいです。
食事を用意してあげたら、「ありがとう~」って軽めに言ってさらっと食べられると「私、これ作るのに1時間かけたんですけど」って言いたくなっちゃうのは普通です。
家事のやり方・頻度が合わない
突然ですが、あなたは何日おきにバスタオルを洗いますか?トイレは何日おきに掃除しますか?
これってけっこう育ってきた家庭によって違うと思います。
「実家ではバスタオルは3日おきに洗ってます」って人と「バスタオルは週1で交換します」って人が同棲すると、3日おきに交換する人の方がたぶんイライラがたまります。
また、掃除のやり方などの細かいところが自分と合わないことでストレスが溜まってしまうこともあるでしょう。
家事負担の比率は経済的な負担とも関係する
同棲をしているカップルの家事の負担は、家賃や光熱費などの経済的な負担を割合とも関係があると思います。
私達の場合、家賃や光熱費などの生活費は完全に折半しています。食費はお互い自由に買い物をして、保管しておいたレシートを定期的に精算してなんとなく割り勘にします。
家賃などの生活費を彼氏側が出す代わりに彼女が料理などの家事を担当する、というカップルもいると思いますが、私達は経済的負担が半々なので家事の負担も半々であるべきと考えています。
同棲でストレスなく家事を分担する10のポイント
同棲を始めたばかりの頃は「もっと働いてよ!」と相手に勝手にイライラすることもよくありましたが、最近は相手に頼みつつ、自分もやりつつ、いいバランスで分担できていると思っています。
お互いが上手く協力しあえるように、私が実際にやっていることや気をつけていることを紹介します。
家電を最大限活用する
1つ目のポイントは、家電を最大限に活用して全体の仕事量を減らすことです。私の場合、食器洗い乾燥機と洗濯乾燥機がかなり助かっています。
うちの食器洗い乾燥機は大きめなので、お皿やコップからお鍋やフライパンなど食器洗い乾燥機に対応しているものはなんでもポンポンいれていきます。
洗濯乾燥機は、私ではなく彼が欲しいと言って買ったものです。もともと干す作業は嫌いではなかったけど、使ってみるとかなり便利!タオルがふわふわになって出来上がるのも嬉しい。
ちなみに、洗濯は2人とも自分の洗濯カゴを持っていて各自でやってます。お互いの「洗濯したいタイミング」が合えば一緒にやる時もあります。一緒に洗濯するスタイルだと、頻繁に洗濯をしたい方(私)がやることになるので、別々で。
毎食は一緒に食べない
私達は、朝ごはん、昼ごはんは基本的に各自で用意しています。「私はこれを食べる」「僕はこれを食べる」といったように、それぞれ用意してタイミングが合えば一緒に食べます。
夕飯は私が準備することが多いですが、それも私が晩ごはんの時間帯に家にいる時だけです。私は仕事で夜が遅くなることが週に何度かあるので、その日は彼に自分で用意して勝手に食べてもらいます。
最初は平日の夜も休日のランチも2人分用意していたのですが、彼が「わざわざ用意しなくてもいいよ」とのことだったのでやめました。
食の好みの問題もだいたい解消できる
それぞれが好きなものを食べるスタイルのいいところは、食べ物の好みの違いでストレスがたまらないこと。
彼はアメリカ人のベジタリアン(チーズはOK)なので、彼との食事は自動的にベジタリアンになります。
私はベジタリアン料理は好きなんだけど、たまには肉や魚も食べたい、ご飯と納豆、お味噌汁も大好き…ということで、和食や肉・魚系はランチに食べることにしました。
彼は彼で、冷凍ピザやトルティーヤなど好きなものをランチに食べています。育ってきた環境や食文化が全く違うので、無理をして一緒にしない方が私達の場合は上手くいってます。
できるだけ2人でやる
同棲の家事負担は平等であるべきなので、やるべきことは2人でやりましょう。
私達の場合、例えば週末は食事の準備を一緒にやります。料理は私が主体になってやるので、たまに彼が手持ちぶさたになることはありますが、それでもキッチンには居てもらいます。
洗い物が出たら積極的にやってくれるし、「ちょっとその鍋かき混ぜといて」や「炒めておいて」といった簡単なことはやってくれます。
正直1人でやった方が手際よく終わらせられることもありますが、労働時間を相手と一緒にすると不公平感は減りますよ。
一緒にやると、相手が不公平感を感じるのも抑えられます。
買い物は一緒に行く
買い物はできるだけ一緒に行きます。その理由は、2人で食べるものを2人で買いに行くのは当たり前だから。
重いものや大きいものを持ってもらうためにも、一緒に行きます。特に、トイレットペーパーなどちょっと大きめのものは、それだけで片手が塞がってしまうから、2人で行った時に買うようにしています。
やったことは相手に報告する
家事をやったのに相手が気づいてくれないことでイライラしている人は、何でもしつこく報告しましょう!
これは私はけっこうしつこく言ってます。この前、お風呂の排水溝が詰まりがちだったので重曹とお酢できれいに掃除しました。
私「排水溝の掃除やっておいたよ」
彼「Wow!Thank you!」
(翌日、彼のシャワー後)
私「掃除したから今日はスイスイ排水したでしょ」
彼「Yes!Thank you!」
誰かのブログで「親切心で何かをやっても、何も言わないと相手は気づかない」というのを読み、小さなことでも報告することにしました。
確かに、私が毎日洗面台のシンクの周りをこまめに拭いて、水垢がつかないようにしているのを、彼はずっと自分がキレイに使っているから何もしなくてもキレイな状態がキープできていると思いこんでました。
報告、大事です!
報告するとちゃんと「ありがとう!」と言ってもらえるので、気持ち的にも不公平感がなくなりますよ。
やってくれたことには感謝する
自分でやったことを報告するだけでなく、相手がやってくれたことはちゃんと感謝しています。
例えば、夜に食器洗い機をオンにすると、朝にきれいになった食器類を彼が元に戻しておいてくれています。空っぽになった食器洗い機を見て、毎回「ありがとう!」と言っています。
余談ですが、たまに気がむいて夜の間に食洗機を空にしておくことがあるのですが、その時は朝にそれに気づいた彼は「Amazing!」と喜んでくれました。
ストックは多めに持っておく
一人暮らしから二人暮らしになると、食料やトイレットペーパーが2倍のスピードで減っていきます。
「この前買ってばっかりなのにまた買わなきゃ!」というストレスがあったので、始めから多めにストックしておくことにしました。
具体的にはトイレットペーパー、キッチンペーパー、お米、パスタ、缶詰などの腐らないもの、いつか絶対使うものは一緒に買い物に行った時に多めに買っています。
相手のやり方を尊重する
一人暮らしが長いと、料理や掃除の仕方に自分なりの方法(自己流)がある人も多いと思います。
ただ、同棲でも同じように自己流を続けていたり、自分のやり方を相手に押し付けるとトラブルになりがちです。相手にも自己流がありますからね。
相手を信頼して、相手の自己流を認めてあげないと「じゃあ自分でやって」と言われてしまうのも仕方ありません。
やり方は違っても結果オーライで問題ないことがほとんどなので、多少のスタイルの違いは許容する心が必要です。
自分がどうしても譲れないことは自分でやる
例えばキッチンや洗面台などの水回りの掃除は、私の方がこだわりがある(許容できる程度が低い)ので、私がやってます。ちゃんと掃除したら「やったよ!」って報告も忘れずに。
幸い彼がけっこうきれい好きで、自分で汚した所は自分でちゃんときれいにしてくれるのでそんなに掃除の負担もなく助かっています。
精神的なバランスを取ってストレス防止
働く時間や場所などの生活スタイルによっては、どうしてもどちらか一方に家事の負担が偏ってしまうこともあります。
私達の場合、私がフリーランス、彼がフルタイム正社員ということもあり、平日は私の方が時間の融通が効きます。
なので平日の夕飯は私が用意することが多いのですが、毎日やってるとどうしても不公平感が出てくるものです。
そこで、「私最近頑張ってるな~」って思った時は、デリバリーや外食で彼におごってもらうことにしてます。
彼はいつも楽をして美味しいものを食べているので、たまには私も楽をして美味しいものを食べることで、精神的なバランスが取れてストレスが溜まるのを防止できてます。
他には、食事の準備をあなたがしたのであれば、片付けは相手の担当、といったように相手にも働いてもらうと、小さな不公平感がこまめに解消されるのでおすすめです。
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「気づいた方がやる」ルールはストレスの元
他に同棲している人の話を聞くと「掃除や家事は気づいた方がやる」というルールが多いようですが、個人的にはこれはおすすめしません。
理由は「気づいた方がやる」ルールでは、気づきやすい方に負担がかかってしまうことが多いから。
私の彼は、悪気のないナチュラルな鈍感な人です。トイレットペーパーのストックがなくなりかけてても、ゴミ箱がいっぱいになってても気づきません。
ただ、私が「ゴミがいっぱいだから捨てなきゃ」とか「そろそろトイレットペーパーを買わなきゃ」とか言うと、ちゃんとやってくれます。
同棲し始めは「なんでやってくれないの?」ということにイライラしがちだったのですが、相手からすると「なんで言ってくれないの?言えばやるのに」という感覚だったみたいです。
現在は、気づいたことがあっても勝手に済ませるのではなく、相手に「◯◯をしないといけない」(例:そろそろシーツを洗濯しなきゃ)とまず報告して、時間がある時に協力して用事を済ませるようにしています。
やってくれないならお願いしよう
「なんでやってくれないの?」と勝手にイライラするくらいなら、相手にさっさとお願いしちゃいましょう。
案外、頼んだらあっさりやってくれます。ただ「(やることがあって)今は無理だから後でやるね」と言われることはあります。
私の彼はその後悪気なく用事を忘れるので、暇そうなタイミングでもう一度お願いすると”Oh! Yes!”って言ってやってくれます。
相手にも相手のスケジュールや段取りがあるし、たいていのことは今すぐにやらなくちゃいけないことでもないんですよね。土曜日の朝に頼んだことを日曜日の夜までにやってくれればいいかな、という穏やかな気持ちでいることも大切だと思います。
まとめ
同棲し始めたころは、家具の色やデザインなどで意見が食い違うことも多く、それに加えて家事分担の問題もあってちょっとストレス溜まりがちでした。
ただ、色々と生活が落ち着いて掃除や料理の方法が今のスタイルになってからは、円満に仲良く暮らせてます。気持ち的には「同棲」というよりも「他人と一緒に住む」くらいの気持ちで、お互い自立して生活をした方がスムーズにいくような気がします。
相手の性格や状況によっては実践できないこともあるかと思いますが、参考になれば嬉しいです。
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