【写真つき】インスタントポットで手作り納豆!失敗しない方法を解説

海外生活で困ることの1つが、日本の食材が手に入りづらいこと。アジアスーパーなどで売っていても日本で買うより何倍の値段がしてなかなか買いづらいこともあります。

ドイツでも納豆を買うことはできますが、3個入りパックが€2.5(約300円)ほどして気軽には食べられない…ということで最近はインスタントポットを使って手作りしています。

発酵や熟成など時間はかかりますが、作業時間は全部合わせて約1時間!また一度にたくさんできるので買いに行くよりも楽ちん!

そこで今回は、私が普段やっているインスタントポットを使った手作り納豆の作り方を写真付きで詳しく解説します。

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インスタントポットでの納豆の作り方

インスタントポットで納豆を手作りする方法はクックパッドや個人のブログなど色々とネットに載っているのですが、その方法が個人によって微妙に違うようです。

また、細かい部分の解説がないなど分かりづらいこともあり、初めて作る時は「これでいいのかな~」と不安になりながら作った思い出があります。

なので今回はできるだけ写真入りで詳しく・丁寧に解説します。

材料・用意するもの

ドイツのオーガニックスーパーで買った大豆

材料はこちらです。この分量で45g×12パックくらいの納豆が出来上がります。

  • 乾燥大豆250g
  • 納豆1/4~1/3パック

納豆は、私はアジアスーパーで買った冷凍納豆を使っています。他の方のブログを見ると手作りした納豆を使えるようですが、私は試したことはありません。

どうせ作るならもっと一気に…と言いたいところですが、インスタントポットに入る分量でないといけないため、このくらいがちょうどよいです。

材料以外には次のものを用意してください。

私が使っているボウル、ざる、お玉

  • インスタントポット
  • 納豆を入れるタッパー(底が浅く、インスタントポットに入るサイズのもの)×2
  • 大きめのスプーン(お玉)
  • ざる
  • ボウル
  • 清潔なふきんやタオル

1.大豆を浸水させる

浸水後7.5時間の様子。しっかり水吸ってます!

まずは乾燥大豆を水でざざっと洗い、3倍位の水に浸けておきます。時間は8時間が目安ですが私はいつも7時間半くらいで次の工程に進んじゃいます。

2.大豆を柔らかく煮る

浸けている水のまま、インスタントポットに入れます。水は大豆がしっかり浸かる程度入っていれば大丈夫。足りない分は足しましょう。

High Pressureで25分を設定し、調理後は圧が下がるまで待ちます。私は水で煮ていますが、スチーム用のざるなどがある場合は蒸してもいいです。

調理時間は大豆の種類や好みにあわせて調整してくださいね。

3.納豆液の準備

大豆を煮てる間に、ざる、ボウル、大きめのスプーン(お玉)、タッパーを熱湯消毒しておきます。私は、沸騰したお湯をざざーっとなんとなくかけて、清潔なふきんの上において自然乾燥させています。

その後、消毒したボウルの中に納豆菌代わりの納豆を入れておきます。

大豆が出来上がったら、大さじ2~3くらいの茹で汁と納豆をささっと混ぜ、納豆液を作ります。この時の納豆は、ネバネバとかき混ぜなくても大丈夫です。

4.手早く大豆と納豆液を混ぜる

発酵後の写真ですがこんな重なり具合です。

大豆をざるに入れて水をきり、納豆液の入ったボウルに入れます。この作業は手早く!熱々の納豆と納豆液を混ぜるのがポイントです。

大きめのスプーンで納豆液を全体に行き渡らせたら、タッパーに2分割でいれましょう。

他の方のブログを見ると、タッパーに入れた納豆(大豆)は、容器内で3段に重なり合うくらいまでの量にするとありますが、私は4~5段くらいになってます。

それぞれのタッパーの上にラップをかけ、爪楊枝でプツプツと全体的に穴を開けます。穴が開いたラップは、そのままタッパーの上にふんわりかけておきます。

5.ヨーグルトモードで発酵

中はこんな感じ。豆は発酵後の様子です

豆を煮たインスタントポットの内鍋をすばやく洗い、念の為熱湯をかけて消毒、再びインスタントポットにセット。

その中に、大豆の入ったタッパーをずらして2段重ねにします。穴あきラップがかかっています。(タッパーのフタはいらない)

発酵には酸素が必要なので、インスタントポットの蓋は完全には閉めません。代わりに、内鍋の上にふきんをかけ、インスタントポットの蓋をずらして置きます。

ヨーグルトモードのNormalを24時間セット。後は待つだけです。

ちなみに、穴あきラップ方式は私が考えました。

初回はラップをかけず、そのままタッパーのみ重ねてインスタントポットの中で発酵させました。そうすると豆が乾燥しすぎたのか、豆の温度が下がりすぎたのかネバネバがちょっと足りなかったのでラップをかけるようにしています。

穴を開けているのは大豆に酸素を送り届けるため。ラップのかわりにキッチンペーパーをかけておく方法もいけそうです。これは次回試してみる予定。

6.冷蔵庫で熟成させる

発酵中

24時間の発酵が終わったら、タッパーを取り出してお箸などで少し混ぜてネバネバ具合を確認。

見た目としては表面に白い膜ができています。匂いはそんなにしないかな~。温めた納豆の香りがふわっとする感じ。

ラップを外し、タッパーのフタをしめて冷蔵庫で1~2日間熟成させましょう。

7.完成

1.5~2日経ったら完成!完成したら小さなタッパーなどに45gくらいに小分け。すぐに食べない分は冷凍しておきましょう。

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保存方法

納豆は冷凍保存が可能です。冷蔵庫の場合の保存期間はわからないですが、私の経験上3日くらいは持ちます。

食べたい時には冷蔵庫で解凍させるか、急いでいる時は自然解凍でもOK!レンジは風味が損なわれるようなので私はやっていません。

手作り納豆のお味は?

手作り納豆は豆の味がしっかりとしていて美味しいです!使っている豆がちょっと大きめなので、噛みごたえもあります。

そのまま食べてもいいですが、醤油をちょこっとたらしたり、梅干しやキムチなどと混ぜて食べています。

私が使っている大豆はオーガニックスーパーで購入したもの。500gで€2.5(約300円)です。250gの大豆から12食分が出来上がるので、1食あたりは約€0.1(12円)くらい。

納豆菌代わりの納豆を買う費用を入れても、1食15円くらい!最高ですね。

大豆の代わりに黒豆を使えば黒豆納豆もできるようなので、こちらもまた試してみる予定。

発酵中の匂いについて

インスタントポットでの発酵中はけっこう匂いがする、と書かれているブログも見ましたが、私の場合はさほど匂いはしません。

鼻を近づけると納豆を温めたような豆の香りがふわっとしますがキッチン全体が納豆臭いってことはないです。ふきんをかけてフタをしていることで、匂いが広がるのが抑えられているのかもしれません。

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まとめ

低カロリー、高タンパクでご飯との相性もばっちりの納豆。ドイツに来てしばらくは我慢していましたが、手作りをするようになってからは好きな時に好きなだけ食べられるようになりました。

難しそうに思えるかもしれませんが、慣れればさくっとできます!ぜひ試してみてください。

コメント

  1. […] […]

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