ソーセージの国ドイツには各地域に「ご当地ソーセージ」なるものがあります。
有名なものでいうとミュンヘン(München)の白ソーセージ(Weißwurst)やニュルンベルク(Nürnberg)の焼きソーセージ(Nürnbergerbratwurst)があります。
そして私が今住んでいるベルリンのご当地ソーセージがCurrywurstです。
焼いたわりと普通のソーセージにカレー味のケチャップとカレー粉をふりかけた美味しいけどわりと普通の味のソーセージですが、ベルリンにはこのCurrywurstの屋台がそこら中にあります。
ベルリン=Currywurstというイメージがあり(というかそれ以外の食べ物のイメージがない)、ベルリンにはCurrywurstmuseum(カレーソーセージ博物館)なるものまであります。
前置きが長くなってしまいましたが、今回はこのCurrywurstmuseumに行った感想をシェアします。
場所・アクセス
U6のKochstr.またはU2/6のStadtmitteから歩いて5分ほど。チェックポイントチャーリーの近くにあります。観光客が集まるエリアです。
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営業時間・入場料
10:00-18:00(年中無休)
入場料は、大人11euro、6歳~13歳までの子供7euro、6歳(以下か未満かは不明。おそらく未満)は無料です。チケット代の中に、博物館に併設のInbiss(軽食屋)のお試しカリーブルストが含まれています。
このお試しカリーブルストが小さいカップに一口サイズのソーセージが4つくらい入ってるだけなので、もうちょっとちゃんと食べたい人は、3種類のカリーブルスト、パン、水がついたチケット(大人13.90euro)もあります。
が、ベルリンにはCurrywurstのスタンドがあちこちにあるので、わざわざここ(博物館)でextraでお金を払って食べる価値はあまりないと思います。
感想
始めに感想を完結に書いておくと、
- 面白くないわけではないが、わざわざ行かなくてもよい
- 入場料が高すぎる
です。Currywurst自体が戦後に生まれた食事なので、歴史というほどの歴史もなく、言うてソーセージとケチャップから出来ている食べ物なので、原材料や生産工程で掘り下げるようなネタも多くなく。
博物館って言ってもチェックポイントチャーリーのお土産屋くらいの広さで、ゆっくり見ても20分くらいで見終わるボリュームです。
それで大人11euroは高すぎる。5euroくらいが妥当かなーって思います。
博物館内部の様子
それでは、内部を覗いてみましょう!!
↑入ったところにあるソファもよく見るとソーセージ
↑Currywurstの屋台では紙皿で提供されるのですが、そのお皿もエコに気を使ってるよ、という内容でした。
↑Currywurstの秘密のスパイスについての展示コーナー
↑模擬スタンド(お客さんが少ないので簡単に写真が撮れます)
その他にもファーストフードの歴史やカリーブルストの屋台で使われているお皿などの展示や、映像資料などもありました。
まとめ:Currywurstmuseumは行く価値があるかどうか
よっぽどCurrywurstやドイツのファーストフード文化に興味が無い限り、行く価値はない、というのが個人の意見です。
高い入場料のわりには内容が充実していないし、そのお金を使って他の美術館に行ったり、実際に有名店舗で食べたほうが満足度は高い気がします。
Currywurstの歴史が気になる人は、ベルリン内の有名店舗のHPやネットである程度のことは書いてますので、そちらを見たほうが早いですね!
また、Currywurstmuseumのソーセージが食べてみたい、という方は、博物館に入らなくてもInbissだけの利用もできます。(トイレも使えます)
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おまけ:おみやげコーナーはけっこう楽しかった
ちょっと興味がある方はおみやげコーナーだけ覗くのがおすすめです。何も買わなかったけどかわいいデザインのTシャツとかありましたよ。
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